練習に必要な機能を網羅した専用アプリ=“Spark App”と連動し、すべてのプレイヤーを強力にサポートするPositive Gridの注目製品の魅力を、プロ・ギタリストのインプレッションを通してひも解いていく本連載。第3回目は、前回に引き続き世界各国で熱狂を巻き起こしているバンド=おとぼけビ〜バ〜のよよよしえに、ヘッドフォン型のSpark NEOを体感してもらった!
Presented by メディア・インテグレーション
取材=尾藤雅哉(BITTERS) 撮影=星野俊
*本記事はギター・マガジン2026年2月号に掲載した「よよよしえ(おとぼけビ〜バ〜) meets Positive Grid Spark NEO」を再構成したものです。

究極の練習用アンプ“Sparkシリーズ”とは?
BIASアンプで知られるPositive Grid社が、“究極の練習用アンプ”を標榜して開発したSparkシリーズ。50W出力のSpark 2や、超小型のSpark GO、ヘッドフォン型のSpark NEOなど、ユーザーの使用用途に合わせたモデルがラインナップされている。
加えて、使えば使うほど賢くなる“SPARK AI BETA”機能を備えた専用アプリ=Spark Appには、高品位なモデリング・アンプやエフェクトが数多く搭載されており、さらには自分のお気に入りをサウンドをオンラインで共有できる“Tone Cloud”や自動でバックトラックを生成する“Smart Jam”、そして音楽に合わせてビデオ撮影ができる便利機能など、ユーザーに寄り添った魅力的サービスの数々が用意されている。
あらゆるシチュエーションに対応した即戦力のモデリング・アンプと言えるだろう。
YOYOYOSHIE’s Impression

“すぐに鳴らせる/軽い/かさばらない”が魅力!
ヘッドフォン型のSpark NEOを使ってみた第一印象について教えてください。
めちゃくちゃ良いです! 付け心地、最強。耳当てのふわふわしたクッションだけじゃなく、頭に当たるバンド部分まで柔らかい素材を使っているので、とても心地よかったです。私の場合、イヤフォンだと耳の中が痛くなってしまうタイプなので、Spark NEOのようなヘッドフォン・タイプのほうが長く使うことができて嬉しいですね。
ギターの練習用だけでなく、良い感じのBluetoothヘッドフォンとしても使えるので、長期の海外ツアーに持って行きたいなって思いました!
音のクオリティはいかがですか?
音質はすごくクリアだと思いました。私は普段から音を歪ませて使うことが多いんですけど、音がつぶれて聴こえることも多くて。でもSpark NEOは、自分の出したいニュアンスがダイレクトに伝わってくる音だったので、すごく気持ちよく弾くことができました。
しかもワイヤレス製品にありがちなレイテンシー(遅れ)も全然感じなかったので、演奏している時のストレスはゼロでしたね。着けた時に密閉感があるので、自分の音を聴いて演奏に集中できるように感じました。
専用アプリとなるSpark Appに搭載された、機能の使い心地については?
めちゃくちゃ便利! 少し前にサンレコの企画で、ディアフーフの「Fresh Born」を演奏することになったんですけど、Spark Appに搭載されているAuto Chords(YouTubeにアップされている楽曲のコード進行を自動解析し、音源に合わせて表示してくれる機能)を使って練習したんですよ。本当に役に立ちました。
バック・トラックを作ってくれるSmart Jamも面白そうだなって思いましたね。
Spark NEOは、どのような人にオススメですか?
今回の取材で試奏したSpark GOとNEOのどちらにも共通している魅力が、“すぐに鳴らせる/軽い/かさばらない”だと思います。特にNEOは、ヘッドフォン・タイプなので周囲の環境に対して音量を気にしないでギターを演奏できるのが助かりますね。例えば、夜中の自宅やツアー先のホテルでも、気兼ねなくギターを鳴らせる安心感があるように感じました。
ヘッドフォンでギターを弾くというのは、最初は変な感じがするかもしれないけど、1回ハマると“これじゃないとイヤだな”ってなっちゃうような気もしましたね。私自身、準備が面倒くさいと練習しないタイプなので(苦笑)、Spark NEOのような製品は実はとってもありがたいんです。“ギターを弾きたい”という気持ちと、“実際に音を出す”の間に存在する“面倒くさい”って部分を取っ払ってくれる製品なので、よりギターという楽器を身近に感じさせてくれると思いました。
Positive Grid
Spark NEO
【スペック】
●周波数特性:20Hz – 20kHz
●ヘッドフォン・センシティビティ:100dB SPL(@1kHz)
●出力:ステレオ
●インピーダンス:32Ω
●ドライバー:40mm ABFダイアフラム
●ワイヤレス・トランスミッター:Positive Grid独自のワイヤレス・オーディオ(2.4GHz)
●ダイナミック・レンジ:96dB
●送信距離:5m
●レイテンシー:3.8ms
●チャンネル数:4
●Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
●コントロール:PRESET SELECTOR、GUITAR VOLUME、電源/ Bluetoothペアリング・ボタン、ワイヤレス・レシーバー・ボタン
●入出力端子:1/4インチ・ギター・インプット・ジャック、USB-C
●バッテリー駆動時間:最長8時間(Bluetoothオーディオのみ)/最長6時間(ギター+Bluetoothオーディオ)
●充電時間:ヘッドフォン/3.5時間、トランスミッター/2時間
●サイズ:ヘッドフォン/180(W)×195.22(D)×80.81(H)mm 、トランスミッター/107.3(W)×27.7(D)×25.4(H)mm
●重量:ヘッドフォン/366g、トランスミッター/38.6g
【価格】
39,600円(税込)
【問い合わせ】
メディア・インテグレーション MI事業部 カスタマーケア TEL:03-3477-1493 https://www.minet.jp
よよよしえ Profile
2009年に京都で結成されたおとぼけビ〜バ〜のギタリスト。感情を爆発させたアグレッシブなギター・ワークで、キュートで暴力的な唯一無二のバンド・アンサンブルを牽引している。バンドは、これまでにグラストンベリーやコーチェラといった音楽フェスにも出演し、2024年にはレッド・ホット・チリ・ペッパーズの全米ツアーにも参加。2025年は、フー・ファイターズやオアシスなどの来日公演にゲスト出演するなど、多くの音楽ファンから熱い注目を集めている。



