ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第44回:真空管を温めるって何ですか? どれくらい待てばいいですか?
真空管アンプは、電源をオンにするとすぐに音が出るわけではなく、真空管が十分温まるまで待つ必要があります。アンプの電源をオンにすると、真空管内部の電極をヒーターで温める動作がスタートします。真空管は内部の電極から電子が放出されて初めて動作ができるようになるのですが、その電子が電極から放出されるためには、電極が十分に温まっている必要があります。
じゃあどれくらい待てばよいのかについては、20秒程度、心配な方は余裕を持ったとしても30秒待てば十分です。ネットで調べると2〜3分と書いてあったりするのですが、そんなに待つ必要はありません。
スタンバイ・スイッチが付いている真空管アンプについては、“電源オン(この時スタンバイ・スイッチはスタンバイ状態)→20秒待つ→スタンバイ解除→演奏開始”という流れになります。
スタンバイ・スイッチが付いていない真空管アンプについては、“電源オン→20秒待つ→演奏開始”でOKです。電源オン時にアンプのボリュームが上がっている状態であっても問題はありません。


著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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