ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第48回:エフェクターを2台同時にオン/オフしないといけないけど、できない場合
演奏の途中で2台のエフェクターを同時にオンにしたり、あるいは1台をオフにしつつ、もう1台をオンにしたい場合がありますよね。2台のエフェクターが隣同士なら、なんとか頑張って同時に踏むということもできますが、踏み間違う可能性が高いですし、毎回かなり気を遣います。
その問題を解決する一番の方法は、プログラマブル・スイッチャーを導入することです。
プログラマブル・スイッチャーには、エフェクターを接続できる複数のループ(センド/リターン)端子が付いています。各ループにエフェクターを接続し、それぞれのオン/オフを記憶させる“プリセット”を作成することで、例えばスイッチャーの1番のスイッチを踏むとAとBのエフェクターがオンになる、2番を踏むとAとCがオンになる(BがオフになりCがオンに)、3番を踏むとDとEがオンになる(AとCがオフ、DとEがオンに)……このように、プログラマブル・スイッチャーを導入すると1つのアクションで複数のエフェクターのオン/オフ操作ができます。
Limetone AudioのLimetoneHOMEは、まさにこれが実現できるスイッチャーで、しかもプログラム操作がめちゃくちゃシンプルかつ簡単なのでオススメです。
スイッチャーを使わないで切り替えたいという場合は、切り替えのジャストのタイミングより少し前に変化の少ないほうのエフェクターを踏んでおき、ジャストのタイミングでもう1台のエフェクターを踏むというやり方でも、意外となんとかなります。
例えばギター・ソロでブースターとディレイを追加したい場合は、ディレイを先に踏んでおき、ブースターをオンにするタイミングで右手のアタックを弱めにすれば、自然につなげられます!

著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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