すぅ(SILENT SIREN) meets Positive Grid Spark NEO すぅ(SILENT SIREN) meets Positive Grid Spark NEO

すぅ(SILENT SIREN) meets Positive Grid Spark NEO

練習に必要な機能を網羅した専用アプリ=“Spark App”と連動し、すべてのプレイヤーを強力にサポートするPositive Gridの注目製品の魅力をプロ・ギタリストのインプレッションを通して紐解いていく本連載。第5回目は、前号に引き続きSILENT SIRENのすぅに、ヘッドフォン型のSpark NEOを体感してもらった。

Presented by メディア・インテグレーション
取材=尾藤雅哉(BITTERS) 撮影=星野俊 ヘアメイク=呉あきえ
*本記事はギター・マガジン2026年4月号に掲載した「すぅ(SILENT SIREN) meets Positive Grid Spark NEO」を再構成したものです。

すぅとSpark NEO
すぅとSpark NEO

究極の練習用アンプ“Sparkシリーズ”とは?

Positive Grid/Spark NEO
Spark NEO

BIASアンプで知られるPositive Grid社が、“究極の練習用アンプ”を標榜して開発したSparkシリーズ。50W出力のSpark 2や、超小型のSpark GO、ヘッドフォン型のSpark NEOなど、ユーザーの使用用途に合わせたモデルがラインナップされている。

加えて、使えば使うほど賢くなる“SPARK AI BETA”機能を備えた専用アプリ=Spark Appには、高品位なモデリング・アンプやエフェクトが数多く搭載されており、さらには自分のお気に入りのサウンドをオンラインで共有できる“Tone Cloud”や演奏を学習してバックトラック生成する“Smart Jam”、SNSなどに演奏をシェアできるビデオ撮影機能など、ユーザーに寄り添った魅力的サービスの数々が用意されている。

あらゆるシチュエーションに対応した即戦力のモデリング・アンプと言えるだろう。

Suu’s Impression

すぅ

“ギターを弾く”ことに没頭することができました。

まずはSpark NEOを使ってみた第一印象から教えてください。

いつも弾いているような感じで歪ませてみたんですけど、ヘッドフォンから聴こえてくるギター・サウンドがすごくリッチで、弾いていてとても楽しかったです! 右手のタッチ・ニュアンスもちゃんと表現できて、スタジオでアンプを鳴らしているような感覚で演奏することができました。

あと、ヘッドフォン自体のクオリティもすごく高くて驚きました。イヤーパッドによって耳の部分がしっかりとホールドされるので、動きながら弾いても全然ズレませんでしたね。耳の部分が密閉されて周囲の音を遮断してくれるので、ギターを弾くことに没頭することができました。

個人的には、ヘッドフォンの本体部分にプリセットを切り替えられるボタンが付いているのも嬉しいポイントですね。というのも私の場合、ジャズマスターやテレキャスター、シンラインといったギターに合わせて使用するエフェクターのセッティングを変えているので、自分の持っているいろんなギターに合わせてプリセットを切り替えるのも楽しそうだな、と思いましたね。

Spark NEOはワイヤレスの製品となりますが、レイテンシー(音の遅延)について気になるところはありましたか?

私としては、まったくレイテンシーを感じませんでした。普通、ワイヤレス製品はレイテンシーの問題が一番気になるポイントだと思うんですけど……こんなにも快適に演奏できることに正直ビックリしました。

オーバードライブや空間系のディレイといったいろんなエフェクトを重ねがけしているのに、ちゃんと音が反応するのは素晴らしいと思います。ストレスは一切感じませんでしたね。

改めて、このSpark NEOの魅力を教えていただけますか?

ギターを練習するために便利な機能がこんなにもたくさん入っているのに、この価格帯はとってもリーズナブルだと思いました。クオリティの高いモデリング・サウンドも楽しめるし、すごくお買い得ですよね。

Spark NEOとスマホさえあれば、世界中のどこに行っても、ギターをとことん楽しむことができるなってことを実感しました。

前回の本コーナーでは、ポータブルなギター・アンプ、Spark GOも試してもらいました。前回の試奏も含め、Sparkシリーズの大きな特徴であるアプリ=Spark Appを使ってみた感想を教えてください。

Spark GOではルーパー機能が使えるのが嬉しかったですね。バッキングで弾いたコード進行に合わせていろんなパターンのギター・ソロを考えたりできるし、そのうえで様々なエフェクトの音色も試せるのはすごく便利だと思います。

あと、AIがリズムを付けてくれるSmart Jam機能は、ひょっとしたら今の私が一番必要としている機能だったかもしれません(笑)。というのも、私がDTMでデモ音源を作っている時に一番苦手としているのが“リズムの打ち込み”なんです……。なので、弾いたバッキング・パターンに合わせてAIが自動でドラムを付けてくれるのは本当にありがたかったです。

曲作りでもガンガン活用してみたいですね。こういう便利な機能は、“良い曲を作ろう!”っていう制作意欲にもつながりますから。そのためにSpark AppのAIもバシバシ鍛えたいと思います(笑)。

練習に必要な機能がアプリの中にすべて入っているので、いろんな機材をセッティングする手間が省けるのもポイントですよね。

そうそう! 自分が“弾きたい!”と思った瞬間に良い音を鳴らすことができるのはすごく重要で……毎回、ケースからギターを引っ張り出して、アンプにつないで、必要なエフェクター並べて、パソコンを開いてソフトを立ち上げて……という作業がなくなるのはとても助かります。

私ならベッドの脇に置いて、パッと手に取れる環境で使いたいかな。そうすることで、よりギターという楽器を身近に感じられるように思います。

ちなみにアプリ内には、動画を撮影してアップロードできるカメラ機能も入っています。

えー! それは嬉しい! 最近TikTokに動画アップするために別の機材を買おうとしていたところだったんですよ。もう、これを使うようにします(笑)!

自分の演奏動画をチェックするのも、上達には必要な要素ですよね。

私もそう思います。特に初心者の頃は、“こんなにも手元を凝視して弾いていたんだ”とか“この立ち姿はダサいなぁ”とか……意外と自分の姿を客観的に観ることで気がつくことも多いですから。

ギターをカッコよく弾くために自分の立ち姿を動画で確認したりすることはとっても大事だと思います。

Spark NEOのワイヤレス・トランスミッター
独自の2.4GHzワイヤレス・システムにより、エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ベースをアンプにプラグインすることなく演奏することが可能。1/4インチ入力端子も搭載しているので、通常のシールドを接続しての演奏もできる。
Positive Grid/Spark NEO

Positive Grid
Spark NEO

【スペック】
●周波数特性:20Hz – 20kHz
●ヘッドフォン・センシティビティ:100dB SPL(@ 1kHz)
●出力:ステレオ
●インピーダンス:32Ω
●ドライバー:40mm ABFダイアフラム
●ワイヤレス・トランスミッター:Positive Grid独自のワイヤレス・オーディオ(2.4GHz)
●ダイナミック・レンジ:96dB
●送信距離:5m
●レイテンシー:3.8ms
●チャンネル数:4
●Bluetoothバージョン:Bluetooth 5.0
●コントロール:PRESET SELECTOR、GUITAR VOLUME、電源/Bluetoothペアリング・ボタン、ワイヤレス・レシーバー・ボタン
●入出力端子:1/4インチ・ギター・インプット・ジャック、USB-C
●バッテリー駆動時間:最長8時間(Bluetoothオーディオのみ)/最長6時間(ギター+Bluetoothオーディオ)
●充電時間:ヘッドフォン/3.5時間、トランスミッター/2時間
●サイズ:ヘッドフォン/180(W)×195.22(D)×80.81(H)mm 、トランスミッター/107.3mm(W)×27.7mm(D)×25.4(H)mm
●重量:ヘッドフォン/366g 、トランスミッター/38.6g

【価格】
39,600円(税込)

【問い合わせ】
メディア・インテグレーション MI事業部 カスタマーケア TEL:03-3477-1493 https://www.minet.jp

すぅ プロフィール

1992年12月28日生まれ。福島県出身。3人組ガールズ・バンド=SILENT SIREN(通称“サイサイ”)のボーカル&ギター担当。ほぼすべての楽曲の作詞を手がけており、他アーティストへの楽曲提供なども行なっている。 バンドは2012年のメジャー・デビュー後、2015年にガールズ・バンド史上デビュー後最短での単独武道館公演を達成。デビュー5周年となる2017年には日本武道館2デイズやワールド・ツアーも成功させた。2026年4月15日(水)には最新アルバム『TRIANGLE』をリリース。5月からは全国ツアー“SILENT SIREN LIVE TOUR 2026 “TRIANGLE”が開催される。