Interview|高橋健介(LUCKY TAPES)“尖った音”が切り拓く新境地 Interview|高橋健介(LUCKY TAPES)“尖った音”が切り拓く新境地

Interview|高橋健介(LUCKY TAPES)
“尖った音”が切り拓く新境地

オシャレなコード感や心地よいサウンドが印象的なLUCKY TAPESが、およそ1年半ぶりの新作アルバム『BITTER!』を4月27日に発表した。前作の『Blend』に続き、楽曲制作やレコーディング、マスタリングまでの工程を宅録で行なったというアルバム制作を、高橋健介(g,syn)に振り返ってもらった。

取材=白鳥純一(ソウ・スウィート・パブリッシング)

“少し尖った音を出す”ことをコンセプトにして制作しました

まずは今作『BITTER!』のコンセプトや、制作を終えての感想を聞かせて下さい。

 2021年の11~12月くらいに本格的な作業を始めて、年初めに大半の音源を録りました。でも、先行シングルとしてリリースした「BITTER!」など、一部のタイアップ曲はそれよりも前から作り始めていたので、それを合わせると1年くらい費やしていますね。

 前作の『Blend』(2020年10月発売の4thアルバム)では、オシャレでジャズっぽい雰囲気の曲をたくさん作りましたが、最近はそういう曲作りのアプローチに対して “もう満足した”と思える部分もあって。今作は“これまでのイメージを可能な限りぶっ壊してやろう”というくらいの気持ちで、“少し尖った音を出す”ことをコンセプトにして制作しました。

ファズやディストーションといったサウンドを積極的に取り入れている印象を受けました。

 もともとブルースやロックが好きだったので、僕自身は歪んだ音に対して馴染みがありましたけど、LUCKY TAPESの制作においては、これまであまりファズを使ってこなかったんです。今作も自宅で全曲録音しましたが、最近は作業に慣れてきた部分もあったので、“あえて攻めてみた”という感じです(笑)。でも、今作での挑戦があったからこそ、“新しいものに触れた面白さ”や、 “ファズを使った音作りの楽しさ“が芽生え始めたような感覚もあって。

“ファズを使おう”と思ったきっかけはありますか?

 「Get Back」を作った時ですかね。メンバーの高橋海(vo,k/以下、海)君から、“もっと狂ったようなイントロを加えてほしい”と言われまして。その時にファズで音作りをしたことをきっかけに、徐々に面白さに目覚めていきました。あとは、今作の録音に使ったKemperのファズが、凄く良い音にアップデートされていたことも大きな理由ですね。

“狂ったようなイントロ”のような抽象的な表現で、アレンジについてのやりとりをするんですか?

 そうですね。“ここはミュートで弾いてほしい”といった具体的な言葉で伝えられることもありますが、たぶん、海君がフレーズをイメージできていない時に、抽象的な言葉が出てくるんだと思います。

2人の“狂った表現”に対する解釈に違いはあったりしませんか?

 そこは長年やっているからなのか、あまりズレを感じなかったですね。

今作の制作において、音作りで重視した点はどのあたりでしょうか?

 最近は、ギターの歪みが目立つ楽曲を作ってこなかったので、“久々に入れてみようかな”と思ったこと。そして、楽曲に様々な表情を持たせたり、サウンドに幅を出すための要素として、新たに歪みを取り入れた、という部分もありますね。

 僕らメンバー3人は、それぞれが自宅で録音しながら楽曲を作っているので、ギターを使って曲のアレンジを完成させないといけない状況がどうしても生まれてくる。なので、音色の幅は広げておきたいという思いがあるんですよね。

タイトル曲の「BITTER!」では、間奏で聴こえるポロンという音も印象的でした。ときに“ギターを弾かない”という選択をすることもあるのでしょうか?

 その音はシンセサイザーですね。僕のところには、すでにこの音が録られた状態のデモ音源が届きました。僕が初めて音源と対峙する時には、鍵盤系やくり返し鳴っているテーマのような音色が、すでに録音されていることも多くて。ある程度アレンジが固まった状態の曲に、音を入れられるスペースを探しながらギターを足していく。そんな感じで作業を進めていくことが多いです。

“もっと自由に弾きたい”と思うことはありませんか?

 わりと自由にやっていますね。たまに、ボーカルの海君から“このフレーズで弾いてほしい”みたいな要望もありますけど、色々なアプローチを試せているし。曲中で弾く部分を多く作ってくれていると思っています。

これまでに作ったことがない雰囲気の曲をアレンジする“ワクワク感”がありました

制作期間中に、健介さんの気持ちが高まった楽曲はありましたか?

 「ギルド」は、僕らが高校生の時に聴いていたELLEGARDENや、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを彷彿とさせる曲調だったので、“俺がこれまでに作ったことない雰囲気の曲に、どんなアレンジを加えていこうか”というワクワク感がありました。

「ギルド」は、歌のない部分で奏でられるギターのフレーズが耳に残る楽曲です。くり返し登場するフレーズを、ところどころ崩しながら演奏している点も印象に残りました。

 ギター・ロックの曲調で、同じコード進行がずっと続く曲なので、同じアプローチをしているとだんだん飽きてしまう。なので、少しずつ違うアプローチを加えながら演奏してみました。

チョーキングから入るギター・ソロも存在感がありました。

 やっぱり、ロック・ギタリストとしての魂のチョーキングっていうことで(笑)。「ギルド」のソロは何テイクか録って、そのテイク中にあるフレーズから“このフレーズを使ってほしい”とボーカルの海くんから修正が入り、そういうやりとりを何回かして再構築するといった流れで作りました。

ソロのフレーズを作る際のこだわりは?

 今回の「ギルド」や、「ナイトダイバー」の間奏で使っているダブル・チョーキングにはこだわりがあるんです。例えば、DからEにゆっくり弦を上げながらチョーキングすると、DとEの間で音が当たって揺れて聴こえる瞬間があるんですよね。この響きが“凄くエモいな”って気づかされて。今作ではけっこう使っていますね。

お話を聞いていて、“エモい”がバンド内の共通言語なのかなと感じました。

 そうですね。LUCKY TAPESの楽曲は、“エモさを感じる瞬間が多い”と思っていて。言葉として”エモい”を使っているのは僕だけかもしれませんが(笑)

「ギルド」や「脚本」を始め、今作では“ギターのフレーズやメロディを聴かせる”ようなアレンジが見受けられます。これはどのような狙いがありますか?

 「ギルド」は、最初に海君がイントロのテーマを作ったあとで、僕が考えたサビのメロディや、アウトロのソロ・パートを加えていったんです。メンバー3人で曲を作っているので、細かいアレンジをギターで加えていく場面がどうしても増えてしまう。それが、“ギターを弾き倒す”ようなフレーズが多い理由かなと思います。

前作よりもギターを弾きまくる場面は増えましたか?

 前作とはアプローチが違いますが、増えていると思います。コード・バッキングとメロディを融合させたギターで構築したことが多かった前作に対して、今作では、ほぼ完成した状態のデモ音源に、ギターで弾いた単音のメロディを重ねていくことが多かったですね。

リズミカルなギターを中心に、踊れる楽曲を作ろうとしているように感じました。

 確かにそうですね。今作では“ライブ映えするような曲を作ること”を意識していたので、その要素も大きいのかなと思います。

僕はギターを“料理で使うスパイス”みたいだなと思っていて(笑)

「スカーレット」や「ナイトダイバー」は、場合によっては鍵盤と歌だけでも成立させられる曲だと思いますが、健介さんの細かなギター・アレンジが加えられています。プレイ時に意識した点はありますか?

 「スカーレット」は、確かに“俺、要らないんじゃないかな?”とも思える楽曲ですけど、僕はギターを“料理で使うスパイス”みたいだなと思っていて(笑)。料理でさりげなくスパイスを使うと、深みが増したり、味の世界が広がっていくんです。もちろんカレーのようにスパイスが前に立つ時もあれば、ひとつまみのコショウみたいにちょっと全体を引き締めてくれたり、ローリエののように臭みをとってくれたり……。

 音楽におけるギターも、楽曲の中で色んな立ち位置になれるといった点で似ている気がしていて。“ギターの音を加えるだけで、楽曲の世界がより広がり、深まっていくような感じがある”と言いますか。普段はさりげなくギターの音を入れつつも、隙あらば、ギタリストとして主張していく。そんな意識は持っていますね。

 特に「ナイトダイバー」では、自分のエッセンスをしっかり反映させたいと思いもあり“間奏で絶対にソロを入れたい”と思っていたので、“ストリングスを聴かせたい”という海君と話し合いつつ、少し歪みを抑えながらフレーズを作っていきました。

続けて、2つのバージョンが収められている「NO AID」について話を聞かせ下さい。オリジナル・バージョンでは、イントロやサビ付近に出てくるストリングスのアレンジに対して、ワウを使ったカッティング・フレーズが登場します。これはどのような点を意識しましたか?

 最初は、海君と“欲しい楽曲のイメージ”を電話で話したところで始まっていて。その後はオクターブで同じフレーズを重ねたり、ワウでカッティングするといった“LUCKY TAPESっぽいアプローチ”を楽曲に当てはめていきました。「NO AID」は、“多幸感がある感じにしたい”という思いがあったので、メジャー3度の音を入れることを意識してフレーズを弾いています。

LUCKY TAPESっぽいアプローチとのことですが、どのあたりを“らしさ”としてとらえていますか?

 あまり前で主張はしないけど、ミュートしながら単音のリフでリズム感を出すパターンとか。最近は、同じメロディ・ラインにオクターブ上の音を重ねた響きとかですかね。

「NO AID」リミックス・バージョンでは、ギターを聴かせるアレンジに仕上げられています。

 そうですね。「NO AID」は“もっと打ち込みっぽいアレンジでも良いんじゃないかな”っていう思いがあって、このリミックスは、元はアレンジの提案用として自分で全トラックを作り直してみた楽曲なんです。自分でトラックを構築すると、ギターの立ち位置というか、この楽曲に対してギターはどうあるべきかをイメージしやすいので、あまり悩まずにフレーズを決めることができました。ギタリストとして、そしてアレンジャーとしての脳でギターを構築して楽曲を仕上げていきました。

異なるアレンジの「NO AID」が収録された理由は?

 リミックス・バージョンを気に入ってくれた海君が、“この曲はソロ名義で収録しよう”と言ってくれたことが大きかったですね。僕もちょうどソロ名義のQnel(クウネル)を始動させるタイミングだったので、ありがたく提案を受けさせてもらいました。

 オリジナル・バージョンは、ライブで演奏した時にすごく感動して、さらに好きな曲になりましたね。自分の曲で作ったリミックスは、自身では何とも評価しにくい部分はありますけど(笑)。僕の馴染みが深いモータウンなどのソウルっぽい要素を入れられたと思います。どちらのバージョンも気に入っていますよ。

ライブ映えする曲を作るためのギタリストとしてのアプローチや、音作りのこだわりはありますか?

 どうだろう。曲を作る時は、必死だからな(笑)。ギター・ソロが多いLUCKY TAPESでは、ギターが美味しい思いができるようなフレーズを入れたいなという思いはありますね。細かく言うと、速弾きをしたりとか、曲中のバッキングが、急にギターの音に変わるとか。もっとライブも面白くできると思っているんですよね。

ちなみにベースのアプローチが、ギターの演奏に影響を及ぼすことはありますか?

 実は、リモートで録音していたので、曲を仕上げるのが本当に難しくて。僕も、田口恵人(b)君が弾き直したトラックをほとんど聴かずに作り上げるんですよ。海君が曲を完成させた後に、“ベースはこんな感じになったんだ”と初めて知る。弾きたいフレーズは早い者勝ちという感じで(笑)、良いフレーズを優先して、どちらか一方が合わせていくという流れですね。

ギターやベースが“弾き過ぎている”と感じたことはありましたか?

 前作ではたまにありましたけど、今作ではほとんどなかったですね。どちらが大人しくするか決めて、合わせていく感じで進めていきました。僕は“弾き倒すタイプ“のギタリストではありますが、最近はトラック作りやアレンジもやってきているので、楽曲ごとに冷静な判断をするようにしています。

LUCKY TAPESの音楽表現において、ギターはどのような役割を果たしていますか?

 難しいですね。でも、最近よく思うのは、“ギターで夢を与えたい”っていうことですかね。自分自身が、“こんなギター弾きたい!”と思ってもらえるギタリストでありたいという思いは、日に日に強くなってきています。ギターは、曲の中で一番柔軟に対応できる楽器だと思うんです。楽曲の中心にもなれるし、軽い存在にもなれる。ギターには“様々なカッコ良さがある”ことを知ってもらえたら嬉しいですよね。

ギター1本で演奏されることもあると思いますが、楽曲作りやライブで演奏する際のこだわりを教えて下さい。

 海君もギターの音を入れてくれることがあるので、“ギタリストが2人いる”ような感覚でとらえています。今作でも、海君の作ったフレーズをそのまま採用した部分も多いですから。ギターを3本鳴らしている「Gimme」のようなカッコ良さがありつつも、最近生で演奏してみて、バンドのグルーヴ感があれば、ギター1本でも意外に音が寂しくならないこともわかった。ライブでの音を再現する不安を感じていた僕にとって、これは大きな収穫でしたね。

今作の楽曲をライブで演奏してみて感じたことや、お客さんに注目してほしいポイントについて教えて下さい。

 宅録でじっくり音色を作ったせいか、ライブでやると音の切り替えが凄まじく多い。足下の操作が忙し過ぎるんですよ(笑)。“ペダルを踏み間違えないようにする”という課題もありつつ、色々な音を楽しんでいただけたら嬉しいですね。

次作はアナログ・エフェクターをもっと使いたい

今作で使用したギターについて教えて下さい。

 いつも使っているフェンダー・ストラトキャスターの63年リイシュー・モデルと、73年製のギブソンES-335。あとは、少しだけグレコのフライングVタイプも使いました。

ES-335やフライングVタイプは、どの場面で使われました?

 どちらも正確には覚えていないんですけど、ES-335は「ギルド」や「Get Back」で歪んだ音のパートを弾く時に使いました。フライングVタイプも、あまり目立つところでは使ってないと思います。基本的には、ほとんどストラトを使って仕上げた作品ですね。

使用したアンプは?

 全曲でKemperを使っています。ギターをラインで録ったあと、TWO-ROCKをプロファイリングしたリグで音を作っていきました。実機よりも若干音が丸かったり、角のレンジが若干狭かったりするところはあるんですけど、宅録側の機材やプラグインを使って調整できるところは、デジタル録音の魅力だと思います。

使用したソフトや、エフェクターについても教えて下さい。

 Kemperでクリーンの音を録ったあと、ソフト上でエフェクトをかけていく流れで進めています。「脚本」は、XLN AudioのRC-20 RETRO COLORというプラグインを使っていますし、「ナイトダイバー」のギター・ソロは、録音した音にValhalla VintageVerbというリバーブや、WAVESのソフトに含まれているH-Delayというディレイをかけています。あと「NO AID」では、APPLE Logicのローター・キャビネットを使ったりもしましたね。

今作の音作りで活躍した機材や、今後使ってみたい機材はありますか?

 活躍したのはKemperで間違いないんですけど……(笑)。次作は、もっとアナログのエフェクターを使いたいなと思っています。かけ録りとかもやってみたいですし。『Cigarette & Alcohol』(2016年7月発売の2ndアルバム)はアンプで録りましたけど、それ以降はKemperを使ってライン録りすることがほとんどでしたから。

デジタル機材を多用する理由は?

 スタジオでレコーディングをする順番で言うと、ギターが最後になることが多くて。前のパート録りが延びてしまうと、少ない持ち時間でレコーディングをしないといけない。なので、現場で音色にこだわる余裕がないことも多かったんです。デジタルでエフェクトをかければ、録った音の微調整もできますから。

 でも、前作からは宅録に変わり、時間を自由に使いながらギターの音を録れるようになってきた。最近は、ライブでZ-VexのFuzz Factoryを使うようになり、音作りのしやすさやタッチした時の反応の良さ、あと奏でられる音の立体感の素晴らしさも、改めて感じさせられました。次の作品では、これまで離れていたアナログ機材も積極的に使っていきたいと思っています。

ライブとスタジオ・ワークのギターの表現の違いを聞かせて下さい。

 音は全然違いますね。音源だとはっきり聴こえるピッチの揺れやエフェクト、コーラスの広がりが、ライブだと少しわかりづらいこともあって。なのでライブではFuzz Factoryを始めとしてアナログ・ペダルの歪みを4種類入れているんです。それに加えて、Kemperのアンプ・タイプも楽曲ごとに3種類を変えたりして、イメージしている歪みサウンドを表現しています。

自分のフレーズを認められるようになった感覚がある

“ギター・ソロを入れたい”とか、“今度はアンプ録りをしたい”など、デジタルな進化を遂げる時代に対して、あえて逆行している印象も感じました。

 そうですね。これまでは、自分のやっていることを、自分自身で認められない感覚や、漠然とした不安があったんです。でも僕が年齢やキャリアを重ねたせいなのか、自分が自分をちょっと認め始めたような部分があるんです。あくまでも自分自身の精神的な変化に過ぎないんですけど、“もうちょっと自分のことを前に出してもいいな”とか、“自信を持って前に出られるくらいギターを弾いてきた”と思えるようになってきて。

弾くことが自信につながっていったところも大きいのでしょうか?

 そうですね。僕らの曲やライブを良かったと言ってもらえたりとか。少なからず評価されてきた積み重ねで、多少は自分を認められるようになってきたのかなと思います。昔は、些細なことで自信を失ってしまっていましたが、最近は自分が弾いているフレーズを、自身でも認められているような感覚もありますね。

高橋健介というギタリストは、どのようなスタイルを目指すプレーヤーなのでしょうか?

 ブルースが好きで、そこからソウル、アシッド・ジャズ、ファンクを聴くようになったという流れがあり、その後も少しジャズっぽいアプローチとか、最近の流行でもあるジャズっぽさとオシャレなコード・ワークが混ざり合った楽曲とかを色々聴いてきました。そんな僕の大きな目標は、“自分が生み出した音楽をジャンルにしていけたらいいな”ということです。自分自身を大切にしながら、作った楽曲の存在感を高めていきたいと思っています。

最後に、今作を踏まえたLUCKY TAPESとしての今後の目標を聞かせて下さい。

 これからも今作と変わらずに宅録で曲の作りを進めていくと思いますが、もっと良い音で録ることを追求していきたいですし、自分のアレンジした楽曲とかももう少し増やせたらいいなと思っています。ゆくゆくは、自分でギターをメインにした曲を作ってみたいというのが、現時点での目標ですね。

作品データ

『BITTER!』
LUCKY TAPES

ビクター/VICL-65695/2022年4月27日リリース

―Track List―

01. パラドックス
02. Gimme
03. Get Back
04. BITTER!
05. ギルド
06. 脚本
07. NO AID
08. ナイトダイバー
09. スカーレット
10. NO AID – Qnel Remix

―Guitarist―

高橋健介