エピフォンがジョー・ボナマッサの愛器“ブラック・ビューティ”レス・ポール・カスタムを再現 エピフォンがジョー・ボナマッサの愛器“ブラック・ビューティ”レス・ポール・カスタムを再現

エピフォンがジョー・ボナマッサの愛器“ブラック・ビューティ”レス・ポール・カスタムを再現

 ジョー・ボナマッサの新たなシグネチャー・モデル「JOE BONAMASSA LES PAUL CUSTOM “BLACK BEAUTY”」が、ギブソンのグループ・ブランドであるエピフォンより2020年10月8日(木)にリリースされた。

 ジョーがオハイオ州センターヴィルにある楽器店、Hauer Musicを訪れた時に手に入れた1958年製のギブソン・レスポール・カスタムが本器の元となっている。ジョーとエピフォンのルシアーによる2年間の共同作業の末に、このギターが生まれた。

 見てのとおり、付属のハード・ケースも含めて高級感に溢れたルックスだ。

 本モデルのおもな特徴は次のとおり。

  • 50年代のネック・プロファイル
  • ノンウェイト・リリーフのマホガニー・ボディ
  • ユニークなビンテージ・スタイル・チューナー
  • Orange Dropコンデンサー
  • CTSポット
  • Epiphone ProBucker 2(2基/フロント&センター)とProBucker 3(1基/リア)の計3基のピックアップ
  • Switchcraft製アウトプット・ジャック
  • ゴールド・ハードウェア
  • イエロー・ゴールドの贅沢なインナー・ライニングが施されたクラシックなブラック・ハードシェル・ケース

 これまでにギブソンからもシグネチャー・ギターをリリースしてきたジョー・ボナマッサだが、今回は世界中のより多くの音楽ファンに自身のギターを弾いてほしいという願いのもと、エピフォンと共にリーズナブルなギターを製作することに尽力したという。

 このギターに対するジョーのコメントは次のとおり。

新しいエピフォンのシグネチャーは、私の1958年製のギブソン・レスポール・カスタムをベースに開発したんだ。ハスキーでありながらクリアなトーン、そしてリード・ピックアップのパワフルなトーンは唯一無比。私はこのギターにすっかり惚れこんでしまったよ。素晴らしいブラック・ビューティーだし、あとは皆夢中になって弾くだけだよ。エピフォンは私のブラック・ビューティーを見事に再現してくれて、このギターを皆とシェアできることはとてもエキサイティングなことだよ

 次の動画では、ジョーがこのシグネチャー・モデルを弾く姿を見ることができる。

 ギブソンのCMO(Chief Merchant Officer)、セザール・グイキアン氏のコメントも紹介。

ジョーと一緒に、彼の1958 Gibson Les Paul Custom Black Beautyを(エピフォンで)再現したのは、素晴らしい体験でした。ジョーのギターコレクションは、1本1本にストーリーがあるので、ぜひギブソンTVの『The Collection with Joe Bonamassa』を見て、より深くこのギターの事を知って頂ければと思います。

 そのギブソンTVの動画が次のものだ。この動画には、ギブソンのブランド・エクスペリエンス・ディレクターであるMark Agnesiが、ナッシュビルにいるジョーを訪ね、ジョーの貴重なギター・コレクションについて語り合う様子が1時間以上にわたって収録されている。今回のシグネチャー・モデルの元となった1958年製のギブソン・レスポール・カスタムも1時間8分30秒のところから登場する。

 最後に、Joe Bonamassa Les Paul Custom “Black Beauty”の公式資料に書かれていたジョー・ボナマッサの近況も紹介しておきたい。

-Joe Bonamassa-

 グラミー賞に2度ノミネートされたジョー・ボナマッサは、世代で最も才能あるギタリストの一人として知られています。彼は新しいソロ・スタジオ・アルバム『Royal Tea』をJ&R Adventuresから10月23日にリリースします。
 『Royal Tea』は彼のヒーローであるジェフ・ベック、ジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズ、エリック・クラプトン、レッド・ツェッペリン、クリームにインスパイアされ、伝説的なアビーロード・スタジオで作曲とレコーディングが行われました。10曲のオリジナル・トラックはボナマッサと、元ホワイトスネイクのギタリスト、バーニー・マースデン、元クリームの作詞家ピート・ブラウン、国内で最高の評価を受けているピアノ・マン、ジュールズ・ホランドを含む地元の著名ミュージシャンによって共同制作されました。
 レコーディング・セッションには、ボナマッサの長年のプロデューサー。ケヴィン・シャーリーと常連のツアー・バンドが参加し、アントン・フィグ (ドラムス)、マイケル・ローズ(ベース)、リーズ・ワイナンス (キーボード)が参加しました。
 ジョー・ボナマッサのニューシングル “Why Does It Take So Long To Say Goodbye “の視聴はこちら。
https://joeb.me/2WPcUFv

Epiphone
Joe Bonamassa Les Paul Custom “Black Beauty”

【スペック】

<Body>
Shape: Les Paul
Material: Mahogany
Top: Mahogany
Binding: Multi-ply Custom

<Neck>
Neck: Mahogany
Profile: 50s
Nut width: 1.693″ / 43mm
Fingerboard: Ebony, Antique Ivory binding
Scale length: 24.724″ / 628mm
Number of frets: 22
Nut: Graph Tech NuBone
Inlay: Pearloid blocks

<Hardware>
Bridge: LockTone Tune-O-Matic
Tailpiece: LockTone Stop Bar
Knobs: Black Top Hat knobs with dial pointers
Tuners: Epiphone Historic
Plating: Gold

<Electronics>
Neck pickup: ProBucker 2
Middle pickup: ProBucker 2
Bridge pickup: ProBucker 3
Controls: 2 Volume, 2 Tone; CTS potentiometers, Orange Drop capacitors

<Case>
Case: Hardshell

【希望小売価格】
113,000円(税抜)

【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン https://gibson.jp