フェンダーより“SONORAN STRAP”という名の新作ストラップが発売された。
ラインナップは次の5つ。デザインはいずれもアメリカ南⻄部の⾵景にインスパイアされたものだという。
SEDONA
アリゾナ州の砂漠の街“セドナ”の名がつけられたモデル。黄土色が基調となっているが、モチーフはセドナの街を囲む巨大な岩山だろうか? とすると細く入れられた緑は山肌の植物? 3トーン・サンバーストのギターに似合いそうなデザインだ。
SAGUARO
“サグアロ”とは西部劇でお馴染みのあの形(?)のサボテンのこと。たしかにこのストラップには、他のモデルにはないトゲのような模様が入っている。
OASIS
“オアシス”。深い緑が、水面に映った草木の色を思わせる。
DUSK
“夕暮れ”という名のモデル。すっかり暗くなった地面と、まだ色が残る空をこの1本で表現したかのようなデザインだ。ボディ・カラーがブラックのギターとの相性が良さそう。
DAWN
“夜明け”という名のモデル。基調となっている白は、朝日に照らされた眩しい雲の色だろうか。オリンピック・ホワイトのギターには、このストラップが似合いそうだ。
これら5モデルに共通する特徴は次のとおり。
- バスケット編みのコットン生地
- ポリプロの裏地
- スエードのディテール
- 35インチ〜58.5インチ(約89cm〜148.6cm)の範囲で長さ調整可能
- カナダ製
なおエンド部は、DUSKとDAWNはブラック・レザーとシルバー・ロゴで、SEDONAとSAGUARO、OASISはブラウン・レザーとゴールド・ロゴという組み合わせになっている。
ところでシリーズ名の“SONORAN”は、アメリカ合衆国の南西部からメキシコ北部にかけて広がるソノラ砂漠(SONORAN DESERT)が由来だと思われる。Fender Musical Instruments Corporationの本社があるアリゾナ州スコッツデールは、この砂漠の北東の端に位置する街だ。