大村孝佳がプロデュースしたエレキ・ギター・シェイプのエレアコGrassRootsより登場 大村孝佳がプロデュースしたエレキ・ギター・シェイプのエレアコGrassRootsより登場

大村孝佳がプロデュースしたエレキ・ギター・シェイプのエレアコ
GrassRootsより登場

 ギタリスト大村孝佳のプロデュースによるエレクトリック・アコースティック・ギター“G-SN-55TO/AC”が、GrassRootsより登場した。

 エレクトリック・ギターの形をしたこのエレアコについて、まず大村孝佳自身のコメントを紹介しよう。

アコースティックギターが欲しいけど音量やサイズ感が大き過ぎる。エレキギターから持ち替えた際に違和感がある。エレキギターのように手軽に扱いたい! そんなあなたのために作ったエレアコです。ネックだけでなくボディーの形状もエレキギターそのもので、「エレキギターのように弾ける」のさらに上をいく弾きやすさ、そしてレギュラーサイズより少し小さい94%サイズで手軽さを実現しています。「アコースティックギターは難しい」そんな言葉はもう必要ありません。

──大村孝佳

 本モデルはGrassRootsの“G-AC”シリーズで培った技術を導入したエレアコだが、全体のシェイプはESPやEDWARDSでお馴染みのエレクトリック・ギター“SNAPPER”(スナッパー)のものが採用されている。ネックも通常のエレキ・ギターと同じ仕様なので、プレイアビリティはエレキ・ギターそのものだ。

 スケールはレギュラー・サイズ(648mmスケール)から約94%ダウン・サイジングされた610mmになっており、手の小さい人や握力が弱めの人でも無理なく弾くことができる。

 ボディ材には軽量で音響特性の良いバスウッドを採用。

 内部は大きくくりぬかれ、そこに蓋をするようにスプルースの合板を接着することで、ホロウ構造を作っている。

 ブリッジはG-ACシリーズと同様に木製。サドルの下にはピエゾ・ピックアップが内蔵されている。

 内蔵されたCV-210Eはコンパクトな2バンドEQプリアンプで、トレブル(高音)とベース(低音)はそれぞれ±12dBのブーストカットが可能。

 ヘッドストックの表側はボディと同じ色でペイントされている。ペグのボタンはキュートなハート型だ。

 ボディとネックのジョイント部は、ハイポジションでのプレイアビリティを向上させるため、スターカット加工が施されている。

 トラスロッドは、順反り方向だけではなく逆反り方向にも調整が可能なダブルアクション・トラスロッドを採用。

 このG-SN-55TO/ACの総重量は2キロ強と非常に軽く、生音の音量は控えめとなっている。このギターがあれば、近所を気にせず快適なおうち時間を過ごせそうだ。もちろんピエゾ・ピックアップとプリアンプも内蔵されているので、アンプにつないで大音量のエレアコ・サウンドを楽しむこともできる。

 発売は2021年4月下旬となる模様だ。

GrassRoots
Original Series Takayoshi Ohmura Produced Model
G-SN-55TO/AC

【スペック】
BODY: (Top)3-Ply Spruce, (Back)Basswood
NECK: Hard Maple
FINGERBOARD: Pau Ferro, 22frets
SCALE: 610mm
NUTE: Bone:(42mm)
INLAY: Dot
CONSTRUCTION: Bolt-on (STAR CUT)
TUNER: Rotomatic Type w/Heart Button
BRIDGE: Pau Ferro w/Bone Saddle
PREAMP: CV-210E 2 Band EQ Preamp
PARTS COLOR: Gold

【希望小売価格】
60,500円(税込)

【問い合わせ】
イー・エス・ピー営業本部 TEL:049-274-3810 http://www.espguitars.co.jp