5月13日、マイ・ブラッディ・ヴァレンタインのギタリスト=ケヴィン・シールズを初めて表紙に据えた『ギター・マガジン2021年6月号』が発売される。
マイブラは先日、主要作品のサブスクリプションが再解禁されたほか、5/21に新装版CDとLPの発売を予定。さらに、待望の新作をレコーディングしているという噂が飛び交うなど、バンド周辺がザワついている今日この頃だが、このたび、ケヴィン・シールズへのインタビューがついに本誌で実現した。長年、彼への取り下ろし取材をオファーし続けてきた本誌だが、一度も実を結ぶことはなく、半ば諦め状態だったところへやって来た吉報である。
ということで、100ページを超える保存版の表紙巻頭特集を企画。謎に包まれたケヴィン・シールズという人物について、そして音作りの秘密や奏法、使用機材などを徹底的に掘り下げる。
3時間にも及んだインタビューでは、かの名作『loveless』の全曲解説も収録。ケヴィンがほぼ1人で楽器演奏をこなし、作り上げた作品として知られるが、当人から語られる濃厚な情報はファン必読だ。また今回は、ケヴィン自身の手厚い協力も得て、本人が撮影した秘蔵の機材写真や、門外不出となる楽曲のチューニング・データなどを公開しているのもポイント。
そのほか、90年代オルタナティブ・ロック・シーンを駆け抜けた盟友であるサーストン・ムーア、J・マスキス(ダイナソーJr.)へのスペシャル・インタビューも掲載している。
通常は忌み嫌われる“ノイズ”を美しいサウンドに昇華させ、常識を覆す新たなギター・サウンドを作り上げたギタリスト=ケヴィン・シールズ。ロック・ギターの歴史における重要人物である氏の魅力を、ぜひ誌面でご堪能を!
特集内容
- 月刊マイブラジャーナル
- SPECIAL LONG INTERVIEW:ケヴィン・シールズ、 すべてを語る。
- 盟友からのメッセージ :サーストン・ムーア、J・マスキス(ダイナソーJr.)
- マイブラ全作品徹底解説・本人直伝チューニング多数! ケヴィン・シールズ奏法分析
- 国内ギタリストが語る、ケヴィンの凄み
タテミツヲ(ex.コクトー・ツインズ)
SUGIZO
永井聖一(相対性理論)
Takaakira ‘Taka’ Goto(MONO) - 元アンプ・テックが語るケヴィンのサウンド美学
- ケヴィン愛用機材総覧
- コラム:ケヴィンを形成したミュージシャン
- コラム:マイブラ以外の課外活動
その他インタビュー:スワーヴドライヴァー、他
ギター・マガジン 2021年6月号
『ケヴィン・シールズ(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)“美しいノイズ”を生み出す天才のすべて』