攻撃的なサウンドを放つBEETRONICSのエフェクト・ペダル“VEZZPA” 攻撃的なサウンドを放つBEETRONICSのエフェクト・ペダル“VEZZPA”

攻撃的なサウンドを放つBEETRONICSのエフェクト・ペダル“VEZZPA”

 アメリカ・カリフォルニア州のエフェクト・ペダル・ブランド、BEETRONICSの新製品“VEZZPA Octave Stinger”の国内販売が開始された。

 BEETRONICSは、BEE(蜂)をイメージしたこだわりの世界観を持ち、“BEE YOURSELF”をスローガンとするユニークなブランドだ。製品の名称もFATBEE(太った蜂)、ROYAL JELLY(ローヤルゼリー)、SWARM(大群)、OCTAHIVE(HIVE=蜂の巣)など、蜂づくしとなっている。

 今回発売となったVEZZPAは同ブランドの中でも特にコンパクトな筐体を持つ“BABEE”シリーズの第2弾となるペダルで、モデル名はイタリア語でスズメバチを意味するVespaからとられている。そのサウンドもスズメバチのようにアグレッシブだ。

 本機に備えられた2つのサウンド・モードは、それぞれFUZZZZとSTINGERと名付けられており、FUZZZZは壁のように迫るゲート・サウンド、STINGERはハイ・ピッチ・オクターブが渦巻く攻撃的なサウンドを特徴とする。

 1つだけのフット・スイッチは実は多機能なもので、シングル・クリックでエフェクトのオン/オフの切り替え、ダブル・クリックでサウンド・モードの切り替えを行なう。さらにホールド(長押し)によって、もう一方のサウンド・モードを一時的に呼び出すこともできるので、1フレーズだけにハイ・ピッチ・オクターブを混ぜるなどのトリッキーなプレイも可能だ。

 3つのインジケーターは、左上がFUZZZZモードのオン/オフ、右上がSTINGERモードのオン/オフ、下がエフェクトのオン/オフを知らせる役割を持つ。光の色が黄、緑、赤と異なるので、足下が暗いステージでも選択中のモードを見誤ることはないだろう。

 筐体の上側の側面につけられた2つのノブは、左がマスター・ボリュームで右がサステイン。

 筐体上部は蜂をモチーフとしたカラフルかつ立体的なデザインになっており、これだけでも目を引くが、さらには普段は目にすることのない内部の基板にまで蜂が描かれている。BEETRONICSの思想がうかがえる仕様だ。

 YouTubeには本機の特徴を説明した動画が多数アップされているので、サウンドや使い方はそちらで確認しよう。またBeetronics FXの公式チャンネルには次のユーモラスな作りのビデオが公開されている。

BEETRONICS
VEZZPA Octave Stinger

【スペック】
消費電力:36mA
9V ACアダプター(TIP=-)専用
サイズ:13.9 x 8.9x 6.9mm (突起物含む)
重量:約250g

【価格】
25,080円(税込)

【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/