ランディ・ローズの遺志を今に受け継ぐジャクソンの“Rhoads”。“ランディV”とも呼ばれる左右非対称の鋭角的なVシェイプを持ったこの一連のギターのラインナップに、新作“MJ Series Rhoads RRT”が加わった。モデル名の“MJ Series”は、日本で製造される高品質なラインであるMJシリーズからの製品であることを表わしている。
本モデルのボディ材にはアルダーを採用。グラファイトの補強ロッドを内蔵した3ピースのメイプル・ネックは、ボディにスルーネック方式で接合されている。
エボニーの指板には、22本のジャンボ・フレットと、鮫のヒレの形をしたシャーク・フィン・インレイが採用されている。ハイ・ポジションほど平らになる12〜16インチのコンパウンド・ラジアス指板は、ロー・ポジションでのコード・プレイとハイ・ポジションでのソロ・プレイの双方に快適さをもたらす。
2基のピックアップはいずれもセイモア・ダンカン製で、ブリッジ側がJB SH-4、ネック側がJazz SH-2N。
コントロールはピックアップごとのボリュームと共通のトーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクターという構成。
ブリッジはジャクソンのチューン・オー・マティック・タイプ。
浅いV字型のテイルピースと細長い三角形のピックガードが、本モデルのルックスの鋭さをさらに際立たせている。
ペグにはGOTOH製のシールド・ダイキャスト・ロッキング・チューナーを採用。ヘッドストックの裏面には”MADE IN JAPAN”の文字が入れられている。
そしてボディとヘッドストックのカラーはブラックで統一され、金属パーツはすべてクロームとなっている。こうしたツートーン・カラーがランディにはとても似合っていた。
25歳で飛行機事故により急逝したランディ・ローズが、Rhoadsのオリジナル・モデルを使用できた期間は長くはなかったが、彼の人気と後世への影響力、またユニークでありながらも完成されたボディ・シェイプの魅力などにより、Rhoadsの新作は今なおリリースされ続けている。その新作を目にするたびにランディのことを思い出す人も多いのではないだろうか。
Jackson
MJ Series Rhoads RRT
【スペック】
Series: MJ Series
Body Material: Alder
Body Finish: Gloss
Neck: 3-Piece Maple,
Neck Finish: Gloss Color Matched
Fingerboard: Ebony, 12”-16” Compound Radius (304.8 mm to 406.4 mm)
Frets: 22, Jumbo
Position Inlays: Pearloid Sharkfin (Ebony)
Nut (Material/Width): Graph Tech® TUSQ® XL, 1.6875” (42.86 mm)
Tuning Machines: Gotoh® Sealed Die-Cast
Scale Length: 25.5” (648 mm)
Bridge: Jackson® TOM-Style Adjustable with Anchored Tailpiece
Pickguard: Chrome
Pickups: Seymour Duncan® JB™ SH-4 (Bridge), (Middle), Seymour Duncan® Jazz SH-2N (Neck)
Pickup Switching: 3-Position Toggle: Position 1. Bridge Pickup, Position 2. Bridge and Neck Pickups, Position 3. Neck Pickup
Controls: Volume 1. (Neck Pickup),
【価格】
374,000円(税込)
【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60 https://www.jacksonguitars.jp/