ジェイ・ロケット・オーディオ・デザインズから多彩な機能を持つアナログ・エコー・ペダルが登場

　カリフォルニアのハイエンドなエフェクター・ブランド、ジェイ・ロケット・オーディオ・デザインズより、新製品“Clockwork Echo”（クロックワーク・エコー）がリリースされた。

　本機は、人気のアナログ・エコーであるエレクトロ・ハーモニック社のデラックス・メモリーマンの設計を手掛けたハワード・デイビスとの共同設計により生まれたアナログ・エコー・ペダルだ。上質なアナログ・エコーに、トゥルー・ステレオ出力、モジュレーション、タップ・テンポを加えることで、多彩な機能と幅広いサウンドを実現している。

　サウンドに関わるディレイ（エコー）部分は高品位なBBDチップを使用したアナログ回路となっており、タップ・テンポのみをデジタルで制御している。

　レベル・コントロールの設定を上げた時に、エフェクトのオン／オフに関わらずレベル設定時のブーストがかかる“オールウェイズ・オン・ブースト”機能も特徴のひとつだ。

　左右に配置された2つの大きなノブは、原音とエフェクト音を調整するミックスと、ボリューム（ゲイン）を変えるレベルで、直感的な操作が可能。

　大きなノブの間にある4つのノブは、上段がディレイ（エコー）エフェクトのタイムとリピートで、下段がモジュレーションのスピードとデプス。

　3つ並んだフットスイッチは、左からエフェクトのオン／オフ、モジュレーションのオン／オフ、タップ・テンポとなっている。

　すべての入出力端子は背面に集約されているため、ペダルを並べて使用する際にも余計なスペースは生まれない。

　またトゥルー・ステレオ・アウトプットとなっており、アウトプット端子は2つ（L・Rチャンネル）装備されている。

　さらにエクスプレッション・ペダル端子も備えられ、別売のエクスプレッション・ペダルを接続することで、タイムとリピートの制御が可能となる。

　電源は9Vのパワー・サプライ（別売）のみ。

　そして本機の筐体のトップには、時計仕掛け（クロックワーク）をイメージしたアナログかつメカニカルな歯車のアートワークがプリントされている。