ハードロック/ヘヴィメタル専門誌『METAL HAMMER JAPAN』(メタルハマー・ジャパン)のVol.9が、2022年3月15日(火)にリットーミュージックより発売される。予約受付はAmazonなどのオンライン書店ですでに開始されている。
本号の表紙と巻頭特集はアイアン・メイデン。「『魔力の刻印』と1982年のヘヴィメタル」と題されたこの記事では、後世へ多大な影響を与えたアイアン・メイデンの名盤『魔力の刻印』の重要性について語るとともに、本作がリリースされた1982年がヘヴィメタル・シーンにとってどのような1年であったのかを考察する。
「セパルトゥラ/マックスの”拒絶”と”抵抗”」は、セパルトゥラの代表曲であり、グルーヴ・メタルのアンセムの1つでもある「リフューズ/レジスト」(アルバム『ケイオスA.D.』に収録)の制作時の出来事を、ギタリストでフロントマンであったマックス・カヴァレラの回顧を中心にして構成された記事だ。当時の彼は何を考え、何をイメージしてこの曲を弾いたのか?
スティーヴ・ヴァイのインタビューは、10年ぶりの描き下ろしギター・インスト作となったアルバム『インヴァイオレット』がおもな話題。ヴァイはここで、コロナ禍や自身の肩の手術などの逆境が本アルバムに与えた影響や、左手だけでギターを弾く動画で世界中のファンを驚かせた曲「ナップサック」が生まれた経緯などについて語っている。
そして日本のメタル・シーンの台風の目と言える存在に成長したNEMOPHILAのメンバー5人へのインタビューは、今年1月に行なわれたフル・メンバーによる初有観客ワンマン・ライブの話が中心だ。
『METAL HAMMER JAPAN Vol.9』のおもな内容
- Special Feature アイアン・メイデン 『魔力の刻印』と1982年のヘヴィメタル
- BOOK in BOOK YOSHIKI〜過激と美麗の先に
- NEMOPHILA
- The Documentary① ロブ・ハルフォード/―告白―
- The Documentary② セパルトゥラ/マックスの”拒絶”と”抵抗”
- ヘヴィの流儀 ヴォイヴォド/ミシェル”アウェイ”ランジュヴァン
- 特集① キーボードが織りなす美旋律メタルの調べ
- 特集② THE 50 BEST ALBUMS OF 2021から考察する日英メタル・ミュージック・ムーブメントの同異点
- LET’S TALK METAL 高市早苗
- インタビュー スティーヴ・ヴァイ/アウトレイジ/Crossfaith、ほか
『METAL HAMMER JAPAN Vol.9』
アイアン・メイデン 『魔力の刻印』と1982年のヘヴィメタル
品種 | ムック |
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仕様 | A4変形判 |
発売日 | 2022.03.15 |
ISBN | 9784845637362 |