J. Rockett Audio Designsより、伝説的なエフェクターを現代の技術で進化させたペダル“Uni-Verb”が登場 J. Rockett Audio Designsより、伝説的なエフェクターを現代の技術で進化させたペダル“Uni-Verb”が登場

J. Rockett Audio Designsより、伝説的なエフェクターを現代の技術で進化させたペダル“Uni-Verb”が登場

 米国カリフォルニアのハイエンドなエフェクター・ブランド、J. Rockett Audio Designs(ジェイ・ロケット・オーディオ・デザインズ)より、ペダルの新製品“Uni-Verb”(ユニ・ヴァーブ)が登場した。

Uni-Verb
Uni-Verbの端子

 本機は、ユニークなサウンドを生み出し、ジミ・ヘンドリックスが使ったことで一躍名機となった50年以上前の伝説的なエフェクターの発想を元に、5年以上の歳月を費やして開発されたペダルだ。

 アイディアの元となったオリジナル機の特徴的なサウンドを忠実にキャプチャーしたうえで、ビブラート/コーラス・エフェクトのセクションは現代のテクノロジーを用いて進化。ギタリストにとってより使いやすく、エフェクト・スピードの調整範囲はより広く、出力も若干高いものになっている。

 さらに1950年代のクラシックで良質なスプリング・リバーブ・ユニットのサウンドを模したリバーブが追加されていることも、本機の大きな特徴だ。

 センド・リターン端子は、ビブラート/コーラス回路を通過したあとにセンド出力端子から信号が出力され、リターン入力端子から入力された信号はリバーブ回路を通過して出力端子から最終出力される。よってアンプやほかのエフェクターなどで設定した最終的なサウンドにリバーブをかけることができる。

 また本機は電圧を内部で24Vに昇圧する仕組みを持つため、特別なケーブルやパワー・サプライを用意する必要はなく、一般的に入手しやすいDC9Vのパワー・サプライ(別売)が使用できる。加えて、エフェクト・オフ時には無駄な回路を通過せずに信号を出力するトゥルー・バイパス設計になっている。

 サウンドはギタリストのDURANによる次のデモ演奏動画で確認しよう。

J. Rockett Audio Designs
Uni-Verb

【スペック】
コントロール: Dwell, Reverb, Intensity, Output, Speed, Chorus Mix
スイッチ: Reverb, Vibrato/Chorus, On/Off
入出力端子: Ouput, Return, DC In, Send, Input
電源: 9VDC (別売パワー・サプライ) 
 *別売パワー・サプライの極性は必ずセンター・マイナスを使用すること。
 *推奨パワー・サプライはMusic WorksのDC0913B。
消費電流: 180mA
サイズ(最大外形寸法): 124(L)×131.5 (W)×49.5(H)mm
重量: 約604g

【価格】
オープンプライス

【問い合わせ】
神田商会 https://www.kandashokai.co.jp