春畑道哉の最新フェンダー・カスタムショップ製シグネチャー・ギター テーマは“ヘヴィ・レリック&ビンテージ” 春畑道哉の最新フェンダー・カスタムショップ製シグネチャー・ギター テーマは“ヘヴィ・レリック&ビンテージ”

春畑道哉の最新フェンダー・カスタムショップ製シグネチャー・ギター テーマは“ヘヴィ・レリック&ビンテージ”

 春畑道哉(TUBE)の新たなフェンダー・カスタムショップ製シグネチャー・ギターの販売が、全国のフェンダー・カスタムショップ・ショーケース・ディーラー及びマスタービルト・ディーラーにて、2022年11月15日(火)より開始される。

 モデル名は“MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC by JASON SMITH”。ごらんのとおりのヘヴィなレリック加工が施された精悍なルックスを持つ1本だ。

MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC by JASON SMITH(Front)
MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC by JASON SMITH(Back)

 まず本モデルについての春畑自身のコメントから紹介しよう。

今回、最高にかっこいいヘヴィレリックの一本を作りたい!という思いからスタートしたのですが、ジェイソンが作り上げたギターは、音質もルックスもプレイアビリティも、僕のオリジナルが見事に再現されていて、その完成度には本当に驚きました。僕のプレイはチョーキングとビブラートが多いんですがサスティンの残り方が完璧で、ストレスのない弾き心地も気に入っています。これがマスタービルダーの技量なんだなと改めて感銘を受けました。オリジナルは、自分の今のメインギターになっていますよ! 見た目はクレイジーなギタリスト向けと思うかもしれませんが、ヘヴィなリフを刻んだり、ライトなグルーヴの曲だったり、ファンキーな曲だったりと様々な音楽スタイルに合うギターなので、ジャンル問わず色んな音楽をこの一本で奏でて欲しいですね

── 春畑道哉

 春畑は2002年にフェンダーとエンドース契約を締結した。その年に日本人ギタリストとしては初となるシグネチャー・モデルのMichiya Haruhata Stratocasterがフェンダー・カスタムショップより発表され、その後もMichiya Haruhata BWL Stratocaster(2005年)、Michiya Haruhata Stratocaster III(2010年)がリリースされた。

 さらにMichiya Haruhata Stratocaster IIIをメイド・イン・ジャパン・ラインで忠実に再現したMichiya Haruhata Stratocaster Caribbean Blue Trans(2018年)や、Michiya Haruhata Stratocaster Maple Fingerboard Trans Pink(2020年)も人気を博している。

 また春畑のコメントに出てくる“ジェイソン”は、フェンダー・カスタムショップでマスタービルダーを務めるジェイソン・スミス(Jason Smith)のこと。彼はMichiya Haruhata Stratocaster IIIのほか、マイケル・ランドウのギターやフリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)のベースなどの製作を手がけてきた人物だ。

 そして今回発売されるMICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC by JASON SMITHは、そのジェイソンと春畑が2018年1月からリモートでの打ち合わせを行ない、2020年末に完成した春畑本人のモデルを元に、オリジナルとまったく同じクオリティで完全に再現したものだ。

 なおこのページのギターの写真は春畑本人が所有するモデルを撮影したものなので、実際に販売される製品はこれとは仕上がりが異なる場合がある。

 また今回のシグネチャー・モデルのテーマは“Heavy RelicのVintage Spec”。

 これまでの春畑モデルの共通点であるリバース・タイプのラージ・ヘッドストックや、ネック・ピックアップのオン/オフを切り替えるプッシュ-プッシュ式のポット、22フレットといった仕様は残しつつも、50年代を強く意識した2カラー・サンバースト・フィニッシュやアッシュ・ボディ、そして春畑モデルとしては初となるヘヴィなレリック加工が大きな特徴となっている。

 “Mid 50’s Big V”シェイプを基調に少し薄く仕上げられた1ピース・メイプルのネックは、9.5インチ・ラジアスの指板とナロー・トール・フレットと相まって、非常にスムーズな演奏を可能にする。

 ピックアップは、伝統的なシングルコイルのサウンドをノイズレスで出力するVintage Noiselessを2基と、“ヘヴィなリフを刻めるように”という春畑のリクエストに対してジェイソンがセレクトしたDIMARZIO DP155ハムバッカーを1基搭載。

 自由で豊かな春畑の表現を思い通りにアウトプットするため、ジェイソン・スミスとカスタムショップの技術を集約させた最高峰のハイブリッド・ギターに仕上げられている。

 取扱店などの詳細は公式ページで確認を。

MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER 公式ページ(fender.com)
https://www.fender.com/ja-JP/michiya-haruhata-stratocaster.html

Fender Custom Shop
MICHIYA HARUHATA STRATOCASTER HEAVY RELIC MASTERBUILT BY JASON SMITH

【スペック】
Body: Lightweight 2-Piece Ash
Finish: Nitrocellulose Lacquer, Heavy Relic
Neck: Quartersawn Maple 1 Piece
Frets: 22, Narrow Tall/ 6105
Hardware: Chrome/ Nickel
Bridge: Vintage Synchronized Tremolo
Pickups: Vintage Noiseless (Neck & Middle), DiMarzio DP-155 Black F-Spacing (Bridge)
Controls: Master Volume, Middle Pickup Volume, Master Tone with Push-Push Switch for Neck Pickup ON/OFF

【市場想定売価】
1,500,400円(税込)

【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60 http://fender.co.jp