ヤマハ株式会社は、 楽器に使用する木材のサステナビリティを考える企画展『「楽器の木」展』を、東京都中央区のヤマハ銀座店にて2022年12月7日(水)より開催している。
本展は楽器の試作品のほか、楽器に使用する木材や、希少木材に代わる素材開発、環境保全への取り組みなどをテーマにした展示物で構成されたもの。
その試作品の第一弾として公開された“アップサイクリングギター”は、木材を厳選し加工する過程で発生した“未利用材”を使って製作されたエレクトリック・ギターだ。これは材料の希少性に頼らずに楽器自体の価値を高める研究の一環として生まれたものだという。
ギター・ファンに馴染み深いヤマハ・パシフィカのシェイプを持つボディは、多数の木材を組み合わせて作られており、コントロール・ノブやスイッチ、ピックガードなども、それぞれの材を活かしたデザインになっている。
なお“アップサイクリング”は、捨てられるはずだったものに新しい価値を与え、より高い価値のものに生まれ変わらせることを意味する。
このギターからは一体どんな音が出るのだろうか? そこに興味を持った人は、期間中に用意された試奏可能な日に会場まで足を運んでみよう。
詳細は公式サイトで確認を。
『「楽器の木」展』 第一弾「アップサイクリングギター」概要
- 期間:2022年12月7日(水)~2023年5月29日(月) ※ヤマハ銀座店の営業日・営業時間に準ずる。
- 会場:ヤマハ銀座店 1階(東京都中央区銀座7-9-14)
- 料金:入場無料、予約不要