ゼマイティスのエレアコに、ハート型サウンドホールとアバロンのロゼッタを持つ3モデルが仲間入り

　まずCAG-300HSは、フィンガーピッカーにも人気の高い小ぶりなグランド・オーディトリアム・ボディのモデル。

　CAJ-300HSは、豊かな鳴りと魅力的な低音域を持つジャンボ・ボディのモデル。

　長いヘッドストックを持つCAJ-300HS-12は、ジャンボ・ボディの12弦ギターだ。

　ヘッドストックで見られるダイヤの形は、マザー・オブ・パールを使用した“Z”ロゴ。

＊以下の写真はすべてCAG-300HS。

　ハートの形をしたサウンドホールの周囲は、アバロンのロゼッタで飾られている。ゼマイティスらしさを感じさせる美しいデザインだ。

　ブリッジはエボニー製。その形状からマスターシュ（mustache ＝口髭）ブリッジと呼ばれている。

　ボディ・トップの周囲には、高級感を高めるアバロン・パーフリングの装飾とウッド・マテリアルによるダブル・バインディングが施されている。

　ボディ・バックの中央にも、高級感のあるウッド・マテリアルによるバック・ストライプが入れられている。

　アンダーサドル・ピックアップとプリアンプはL. R. BaggsのStagepro Element。

　ボディ・サイドに取り付けられたコントロール部には、ボリュームと3バンド（トレブル／ミドル／ベース）のイコライザーに加え、ノッチ・フィルター、フェイズ・スイッチ、チューナーも装備されているので、手元で緻密なサウンドメイクが行なえる。

　そしてどのモデルにもセミ・ハードケースが付属する。

　このケースは大きな前面ポケット付きなので、アクセサリー類の収納に便利。ダブル・ショルダー・ストラップにより、バックパック・スタイルでの運搬も可能だ。