ワウとファズを1台に搭載した高崎晃の“ヤバい”シグネチャー・クライベイビー ワウとファズを1台に搭載した高崎晃の“ヤバい”シグネチャー・クライベイビー

ワウとファズを1台に搭載した高崎晃の“ヤバい”シグネチャー・クライベイビー

 高崎晃(ラウドネス)のシグネチャー・クライベイビーが、ジム・ダンロップより発表された。

 モデル名は“AT95 Akira Takasaki Signature Wah”で、発売は2023年4月中旬以降が予定されている。

 本機は、ミッド・レンジに芯のある太いファズ・サウンドと、GCB95(CRY BABY STANDARD WAH)の流れを汲む伝統のワウ・サウンドの組み合わせによる、まさに“ラウドネス”なサウンドを特徴とするワウ・ペダルだ。

 高崎自身は本機に次の言葉を寄せている。

ライブでの使用をメインに考えた最高にROCKなワウペダル。踏み込んだ瞬間から伝統的なクライベイビーサウンドと共に、ファズも同時に唸らせる事が出来るヤバいエフェクト!

──高崎晃

 本機の筐体は色鮮やかなブルーのフィニッシュで包まれており、フロント・パネルには“cry baby”に加えて“AKIRA TAKASAKI”の文字も入れられている。

AT95 Akira Takasaki Signature Wah

 ヒール部には2つのLEDが搭載され、ワウとファズのそれぞれのオン/オフが一目でわかるようになっている。

ヒール部

 ラバー部には“LS”のロゴ、バックプレートには高崎のサインが入れられている。

ラバー部
バックプレート

 ワウとファズのそれぞれの特徴は次のとおりだ。

ワウ

  • CRY BABY 95Qと同様に、踏み込むとワウがオンになり、かかとの位置に戻すと自動でオフになるオート・リターン仕様。
  • かかとの位置に戻したときにオフになるタイミングは、内部トリムで調整可能。
  • 内部にフリーケンシー・コントロールを備え、サウンドの微調整が可能。

ファズ

  • 外部スイッチでオン/オフの切り替えが可能。
  • 外部コントロールにてゲインの調整、内部コントロールでボリュームの調整ができる。
筐体の右側面
筐体の側面のヒール近く(写真左)に配置された黒いスイッチでファズのオン/オフを切り替え、インプット・ジャックの右側の黒いコントロール・ノブでファズのゲインを調整する。

 そして国内正規販売品には、オリジナルの“Akira Takasaki Cry Baby”クリーニング・クロスが付属する。

“Akira Takasaki Cry Baby”クリーニング・クロス

 ラウドネスのファンはもちろんのこと、ファズ・サウンドも得られるワウ・ペダルというユニークな仕様に興味を持った人は、ぜひ本機を試してみよう。

Jim Dunlop
AT95 Akira Takasaki Signature Wah

【スペック】
寸法:幅110mm × 奥行250mm × 高さ90mm
重さ:1,500g

【希望小売価格】
36,300円(税込)

【問い合わせ】
モリダイラ楽器 TEL:03-3862-5041 http://moridaira.jp