MXRよりファズ・ペダルの新製品“CSP041 Hybrid Fuzz”が登場した。国内での発売は2023年7月上旬が予定されている。
本機はゲルマニウム・トランジスタの暖かみのあるサウンドとシリコン・トランジスタの唸るようなハイゲイン・サウンドという、往年のファズフェイスを象徴する2つのサウンドを1つの回路に収めたハイブリッドなファズだ。
ファズの心臓部であるトランジスタを融合させたことにより、ギタリストが求める音楽的なサウンドと音抜けの良さが得られただけでなく、フル・ゲルマニウムのファズよりも温度変化に左右されにくいものとなった。
ギターのボリューム・コントロールへの追従性はファズフェイスゆずりで、ビンテージ・ファズ特有のオーガニックなクリーン・サウンドから、毛羽立つようなハイゲイン・サウンドまで、手元の操作で変化させることが可能。
1960年代のサイケデリック・アートを思わせる筐体のデザインは、One Horse Town Illustration(ワン・ホース・タウン・イラストレーション)のSimon Berndt(サイモン・ベルント)の手によるものだ。
本機を紹介する次の動画も、サイケな世界にいざなうような独特な映像になっている。