ダミアン浜田陛下が率いるヘヴィメタル・バンド＝Damian Hamada’s Creatures（略称D.H.C.）の第2期メンバーが決定した。
新メンバーは次の4人。
- RENOファウスト（ギター）
- アックスKAZUMA（ギター）
- リリス一ノ瀬（ベース）
- KAZAMIクロウリー（ドラムス）
この4人のうち、アックスKAZUMAとリリス一ノ瀬の2人は、ダミアン浜田陛下と、第1期から在籍するボーカルのシエル伊舎堂、D.H.C.のスタッフが2ヵ月以上かけて行なったオーディションによって選抜されたメンバーだ。
一方、RENOファウストとKAZAMIクロウリーの両名は、ライブのサポートですでにD.H.C.に参加していたが、第2期メンバーの募集時にも名乗りを上げた。またダミアン浜田陛下も彼らの実力を高く評価していた。
このオーディションとメンバー決定についてのダミアン浜田陛下によるコメントの全文は次のとおり。
D.H.C.第2期メンバーオーディションを終えて
オーディションとは何とも尊いものだな。崇高なる魂のぶつかり合いだと感じた。
というのも私は教員時代に世を忍ぶ仮の姿でアマチュアのバンドコンテストの審査員をやっていたのだが、コンテスト出場者はたとえ優勝して上の大会に行けなくても大勢の観客のいる前でパフォーマンスを披露することはできるので、努力がある程度報われる。しかし、それがオーディションとなると審査員の前だけで演奏を披露して合格しなければ、それらの曲は他の誰の前でも演奏されない。それでもD.H.C.のメンバーになろうと試練に立ち向かう大勢の戦士たちの姿に崇高なエネルギーを感じずにはいられなかった。
今回の課題曲2曲は結構な難曲であり、しかも譜面がない。耳でコピーし演奏できるようになるまで何日もかかったはずだ。また、応募された動画にはアコースティックギターのパートとエレキギターのパート、あるいはソロパートとバッキングパートを両方とも演奏して別ウインドウで同期させ映し出している凝ったものもあった。1次審査の段階でもそれぞれが一体どれほどの時間を割いて応募してきたのだろうと有難く思うと同時にそれらの労力に審査する側も応えねばと思った。それゆえに応募動画は最低でもそれぞれ3回視聴し優れている点と問題点をメモした。
厳正なる審査を経て2次審査に合格した者は更なる緊張と労力を課せられるわけで、審査側も更に身が引き締まる。中には遠方から前泊で上京し審査を受けた者もいたな。
2次審査には質疑応答もあり、詳しく話を聞けば聞くほどそれぞれの覚悟が本当に凄いと思った。全員がオーディションの事を知った瞬間に応募を決めたという。その事に私の魂が痺れた！D.H.C.や音楽に関して話しているうちに、逆に私の方が元気をもらったぞ。
私はこのような情熱と信念をもって何事かに立ち向かう姿に滅法弱いのだ。出来れば今回オーディションに応募した全員を改臟人間としてメンバーに迎え入れたいくらいだ。
メンバー決定に対して
応募者の中にはD.H.C.のライヴのサポートで魔界ドーピングを受けた2名RENOとKAZAMIも含まれていた。今回のオーディションの事を知り、正式にメンバーとして加入したいと申し出たのだ。よって、彼らを凌ぐパフォーマンスを発揮できる者がいれば新たに第2期のメンバーとして迎え入れるつもりだったが、厳正な審査を経てこの2名が正式な第2期新メンバーとなった。私も彼らの実力はリハーサルや本番のライヴを通して十分知っている。そして、D.H.C.のライヴを見た者はこの結果に納得しているはずだ。2名とも今後のD.H.C.を更なる高みに導いてくれるテクニックを持っておる。頼もしい限りだ！
そして、2次審査に残った者たちの実演と質疑応答を行った結果、RENOに負けないくらいの実力を持ったギタリストを見つけた！その名は松浦和亦だ！速弾きはもちろんのこと、一音一音に魂を込めて弾く泣きのギターを大切にしている。私の曲は歌も間奏もメロディアスなものが多いので、D.H.C.にとって間違いなく強力な武器となるはずだ。
最後にベーシストだが、2次審査を経て一ノ瀬がっしゃんに決まった。聖飢魔Ⅱのゼノン石川和尚に影響を受けてどんな曲も指弾きでこなす。もちろん疾走曲もだ。女性だが男性に負けないくらいのアタックの強い音を出すので、これまた私の曲をより重厚なものに仕上げてくれるだろう。
また、松浦和亦と一ノ瀬がっしゃんは共に80年代ジャパメタをこよなく愛するという。この辺の音楽的趣味はD.H.C.の音楽性とも波長が合いそうだな。
とにかく、これらの強力な新メンバーを迎えた第2期D.H.C.が今後どのような化学反応を起こすのか、そしてどのように音楽界を震撼させ地球魔界化計画を加速してゆくのか本当に楽しみだ。
そして2023年10月からスタートするデーモン閣下とのカップリング・ツアー「デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』」において、この第2期メンバーによるDamian Hamada’s Creaturesのパフォーマンスが初披露される。
ツアーの日程は次のとおり。
デーモン閣下 c/w D.H.C. TOUR『地球魔界化計画』
- 2023年10月15日（日）：大阪 Zepp Namba ※ツアー初日のみ、ギタリストはRENOファウストの代わりにAnzi（元・摩天楼オペラ）が出演する。
- 2023年10月22日（日）：福岡 電気ビルみらいホール
- 2023年10月27日（金）：神奈川 KT Zepp Yokohama
- 2023年11月4日（土）：愛知 Zepp Nagoya
- 2023年11月10日（金）：東京 Zepp Diver City TOKYO
チケット情報
さらにツアーに先立つ9月20日（水）には、Damian Hamada’s Creaturesの第Ⅳ大聖典『運命の支配者』が発表される。本作のレコーディングには第2期メンバーはまだ参加していないが、D.H.C.の現在地と今後を知るための重要な作品となるだろう。
Damian Hamada’s Creatures 第Ⅳ大聖典『運命の支配者』
- 初回限定生産盤：CD∔DVD 品番：BVCL-1296～BVCL-1297 価格：3,520円（税込）
- 通常盤：CD 品番：BVCL-1298 価格：2,750円（税込）
CD収録曲
- The Beginning of the End
- Eternal Sinner
- Walküre
- 永遠に紡ぐ詩
- Tempest
- 夢幻の扉～The Darkest Hope
- 悪の華
DVD収録内容
- 「The Beginning of the End」Music Video
- 『Damian Hamada’s Creatures 1st Live魔界小学校入学式典 ～ Devilish Hell Ceremony ～』から「OP 聖詠〜嵐が丘」「Running like a Tiger」「Babel」の3曲を収録
- 魔王からメンバーへのインタビュー
Damian Hamada’s Creatures プロフィール
聖飢魔IIの創始者であり、代表曲でもある「蠟人形の館」をはじめ初期収録の楽曲の殆どを手掛けている、地球デビュー前に魔界に帰還した 伝説の悪魔、地獄の大魔王・ダミアン浜田陛下。
ダミアン浜田陛下が35年ぶりに現れ、地球魔界化のため全曲作詞作曲した楽曲を世に送り出すため、沖縄出身で X-Factor のファイナリストとなった伊舎堂さくらを僕（シモベ）として“改臟人間”にし、ヘヴィメタルバンド『Damian Hamadaʼs Creatures』を結成し魔暦2022（2020）年（株）ソニー・ミュージックレーベルズ アリオラジャパンより地球デビューを果たした（メジャーデビューのようなもの）。
D.H.C.は大聖典（アルバムのようなもの）『旧約魔界聖書 第I章』、大聖典『旧約魔界聖書 第II章』、大聖典『魔界美術館』を次々に発表し、国内メタル配信チャートで軒並み 1 位を記録するなど、全世界のヘヴィメタルファンから熱い注目を集めている。
そして魔暦23（2021）年11年月28日（日） KT Zepp Yokohama でDamian Hamadaʼs Creatures 1st Live 魔界小学校入学式典 〜 Devilish Hell Ceremony 〜を開催。魔暦 24（2022）年７月にはDamian Hamada’s Creatures 魔界小学校 魔王参観日 〜Devilish Hell Ceremony TOUR〜を開催し大成功に収めた。
オフィシャルHP：https://www.damianhc.jp/
