米国のブルース・ロック・ギタリスト、ジャレッド・ジェームス・ニコルスの3本目のシグネチャー・ギターが、エピフォンより発売された。
モデル名は、Jared James Nichols “Blues Power” Les Paul Custom。
この“Blues Power”は、以前のシグネチャー・モデルである“Old Glory”および“Gold Glory”と同様に、クラシックなレスポール・カスタムのスタイリングと装飾を持つギターだが、ボディ全体とネックの裏に見事なエイジド・ペルハム・ブルー・フィニッシュが施されていることが、これまでのモデルとの大きな違いだ。
ピックアップは、Seymour Duncan Jared James Nichols Signature JJN P90 Silencerをブリッジ・ポジションに1基のみ搭載。このピックアップで、真っ直ぐなトーンとハム・ノイズのない出力を実現している。
また、ブリッジにはラップアラウンド・ライトニング・バー・ブリッジが採用されている。
コントロールは1ボリューム、1トーン。
ヘッドストックのインレイの形状は、高級感のあるスプリット・ダイヤモンド。
通常は“Les Paul CUSTOM”の文字が書かれているトラスロッド・カバーには、“Blues Power”の文字が入れられている。
チューナーはGrover Locking Rotomaticを採用。ラップアラウンド・ライトニング・バー・ブリッジとの組み合わせで、安定したチューニングを保証する。
またヘッドストックの裏側には、ジャレッドのサインが入れられている。
その他、指板のブロック・インレイが15フレットまでしかないことや、艶消し加工されたニッケル・ハードウェアが採用されていることも、本モデルの特徴となっている。
またギター・ケース(EpiLite)も付属する。
本モデルについて、ジャレッドは次のように語っている。
この “ブルース・パワー“ギターは、私にとってエピフォンからの3本目のシグネチャー・モデルで、全てにおいてアップグレードされています。外観の美しさだけでなく、音色や弾き心地も素晴らしく、インスピレーションを与えてくれます。早くこの “ブルース・パワー” ギターを、世界中の皆さんにお届けできたらと思っています。
また本モデルに関連する動画として、次の2本を紹介しよう。
1本目はJared James Nichols “Blues Power” Les Paul Customの紹介動画で、ジャレッドがこのギターを弾く姿を見ることができる。
2本目の動画は、1時間13分以上にわたるジャレッドのインタビュー。この中で彼は、シグネチャー・モデルだけでなく、自分の演奏スタイルや、自身が所有するビンテージのギブソン・レス・ポールに関する逸話などを語っている。
ブランド名
機種名
Epiphone
Jared James Nichols “Blues Power” Les Paul Custom
【スペック】
Body
●Shape: Les Paul
●Material: Mahogany
●Binding: 7-ply Top, 5-ply Back and Headstock, Single Ply Fretboard
Neck
●Neck: Mahogany
●Profile: 50s
●Nut width: 43mm
●Fingerboard: Ebony
●Scale length: 628.65mm
●Number of frets: 22
●Nut: Graph Tech NuBone
●Inlay: Pearloid Block
Hardware
●Bridge: Wraparound Lightning Bar
●Knobs: Black “Top Hats” with Metal Inserts
●Tuners: Grover Locking Rotomatic
●Plating: Brushed Nickel
Electronics
●Neck pickup: N/A
●Bridge pickup: Seymour Duncan® Jared James Nichols Signature JJN P90 Silencer™
●Controls: Master Volume, Master Tone; CTS Potentiometers
Case & SKUs
●Case: EpiLite Case
●SKU: EILPCJJNAPBNH3
【参考価格】
137,500円(税込)
【問い合わせ】
ギブソン・ジャパン/エピフォン公式HP https://www.epiphone.com/ja-JP/