ソルダーノより、IRキャビネット・シミュレーターを搭載した多機能なギター・アンプが登場

　ソルダーノより、最新のDSP・IRキャビネット・シミュレーション技術と、同ブランドの伝統のサウンドを融合させたギター・アンプ・ヘッド“ASTRO-20”が登場した。国内での販売は2023年12月10日（日）より開始される。

　ASTRO-20は、1つのクリーン・チャンネルと2つのオーバードライブ・チャンネル、そして“Galaxy”と名づけられた4つのモードを持った20Wのオールチューブ・アンプだ。

　クリーン・チャンネル（GREEN Galaxy）にはVOLUMEノブとTONEノブ、BRIGHTスイッチが装備され、クリスタルなクリーンからブルージィなサウンドまでをカバー。

　独立したGAINとVOLUMEを持つ2つのオーバードライブ・チャンネルは、BASS、MIDDLE、TREBlEの3バンドEQを装備。またGalaxyはBLUE、PURPLE、REDの3種類から選択でき、これらによりブルージィなクランチ・サウンドからソルダーノ伝統のハイゲイン・サウンドまでを完全に網羅することができる。

　なお、フロント・パネルの右端にある星の形をしたLEDは、選択されたGalaxyに合わせて色が緑、青、紫、赤に変化する。

　IRセクションは、6つのプリセットを読み込み可能。このプリセットに連動し、星のLEDの周囲にある6つの惑星のいずれかが点灯する。

　リア・パネルには、専用ボリューム付きのヘッドフォン・アウトやBALANCED OUTPUT、EFFECTS LOOPも装備。

　チャンネルとGalaxy、IRを自由に組み合わせて保存したサウンドは、付属のMIDIフットスイッチ・ペダルで素早く呼び出すことが可能。

　さらに無料でダウンロードできるSoldano Editorソフトウェアを使えば、独自のIRの追加や管理ができる。

　これら多数の機能により、ASTRO-20はライブからスタジオ・レコーディング、自宅での練習まで、あらゆる状況に対応できるアンプとなっている。

　サウンドと操作法は次の2本の動画で確認しよう。