RS Guitarworksの日本限定シリーズより、軽量ボディのTLタイプ“Slab Standard”を紹介 RS Guitarworksの日本限定シリーズより、軽量ボディのTLタイプ“Slab Standard”を紹介

RS Guitarworksの日本限定シリーズより、軽量ボディのTLタイプ“Slab Standard”を紹介

 米国ケンタッキー州ウィンチェスターに工房を構えるRS Guitarworksが日本市場限定のラインとして展開している“Standardシリーズ”は、RSが独自に開発したピックアップを使用し、レギュラー・モデルと同じく職人によるハンドメイドで製作されている。

 同シリーズの現在のラインナップには、Slab Standard、Contour Standard、TeeVee Standard、Barn Burner Standard、Hot Rod Standard、Outburst Standardの6製品があるが、ここではTLタイプのSlab Standardを紹介しよう。

RS Guitarworks Slab Standard
RS Guitarworks Slab Standard

 本モデルのボディには、極めて軽量なポウロウニア材が採用されている。近年は入手が非常に困難になっているライトウェイト・アッシュの代替材であるポウロウニアは、アッシュと同等の杢目や軽快なレゾナンスを特徴とする。また本モデルはこの材の軽さにより、取り回しの良さも実現している。

 ピックアップはRS Guitarworksの独自開発による“NashVegas”を搭載。

 ブリッジ・ピックアップでは、期待されるカントリー・トーンに加え、クラシックなロック・トーンもカバーする。

 ネック・ピックアップには、ビンテージ・ストラト・ピックアップのようなトーンと透明感を与えるカスタム“S”ワインドを採用することで、マッドになりがちなサウンドを回避している。

 ミドル・ポジションでは、TLタイプならではのビンテージ・トーンを楽しむことができる。

ピックアップ

 ブリッジはクルーソン製。伝統的な3ウェイだが、サドルのカットにより各弦のイントネーションは調整済みになっている。

ブリッジ

 ジャックはネジで固定するタイプを採用。安定度が高く、ガタつきにくい仕様だ。

ジャック

 また、RS Guitarworksの真骨頂とも言える巧みなエイジド加工も本モデルの魅力の1つで、たとえばボディの裏側にはベルトのバックル痕を再現した加工がなされている。

ボディ・バックのエイジド加工

 さらにブリッジ・プレートやネック・プレートなどの金属パーツやボディ・トップにも、ほど良いエイジド加工が施され、ビンテージの味わいがそこかしこに感じられる1本に仕上げられている。

エイジド加工
エイジド加工

 なおボディ・カラーは、写真のアンバー・ナチュラルに加え、2トーン・バースト、3トーン・バースト、ホワイト、ブラック、フォーム・グリーン、ダフネ・ブルー、サーフ・グリーン、ソニック・ブルー、シェル・ピンクの全10色が用意されている。

 Standardシリーズの全ラインナップについては、公式ページを参照してほしい。

RS Guitarworks STANDARD Series 公式ページ
https://www.taurus-corpo.com/standard-series

RS Guitarworks
Slab Standard

【スペック】
●ボディ:ポウロウニア(写真)またはアルダー
●ネック:1ピース・メイプル
●指板:メイプルまたはローズウッド
●フレット:21
●スケール:648mm
●ピックアップ:RS NashVegas
●コントロール:ボリューム、トーン、3ウェイ・ピックアップ・セレクター
●ブリッジ:クルーソン
●ペグ:クルーソン
●カラー:アンバー・ナチュラル(写真)、2トーン・バースト、3トーン・バースト、ホワイト、ブラック、フォーム・グリーン、ダフネ・ブルー、サーフ・グリーン、ソニック・ブルー、シェル・ピンク
●付属品:ギグ・バッグ

【実勢価格】
517,000円(税込)

【問い合わせ】
トーラスコーポレーション TEL:03-5329-5257 http://www.taurus-corpo.com/