レヴ・アンプリフィケーションより、ペダルでの音作りやデスクトップ・レコーディングにも適したギター・アンプ“D25 Combo”が登場

　カナダのハイエンドなアンプ＆エフェクター・ブランドのレヴ・アンプリフィケーションより、小規模なライブや自宅練習、デスクトップ・レコーディングなどに幅広く使用できるオール・チューブ・ギター・コンボ・アンプ“D25 Combo”が登場した。

　本機はペダルでの音作りに最適な、素直なクリーン～クランチ・サウンドが得られるように設計されている。

　スピーカーは、セレッションの Vintage 30（12インチ）を1基搭載。重量は、このクラスのコンボ・アンプとしては軽量な約15kg。

　プリ真空管に12AX7を2本、パワー真空管に6V6を2本使用した伝統的なオール・チューブ・ギター・アンプでありながら、デジタル・レコーディングにも対応した拡張性を備えているのも大きな特徴だ。

　フロント・パネルには、ゲイン、トレブル、ミドル、ベース、ボリューム、リバーブといったシンプルなコントロールに加え、出力の切替えが簡単にできる25W/5Wスイッチなどを装備。

　リア・パネルには、エフェクト・ループやバランスXLR出力端子などが装備されている。

　内蔵のリアクティブ・ロードにより、スピーカーには出力せず、バランスXLR出力端子を使用してミキサーやインターフェースへのダイレクト出力が可能。

　バランスXLRからの出力では、プリセットされた6パターンのTwo notes Torpedoバーチャル・キャビネットを利用することが可能。マイクを立てることなく、手軽に高品質なチューブ・アンプ・サウンドが得られるため、デスクトップ・レコーディングに便利だ。

　さらにUSB端子を利用してPCなどへ接続すれば、Two notesのTorpedo Remoteソフトウェアを用いることが可能になり、EQのコントロールやリバーブ空間の選択、キャビネット・シミュレーターやマイク・シミュレーターを利用した緻密なサウンド・メイキングが実現する。

　加えて、手持ちのMIDIコントローラーでバーチャル・キャビネットなどのユーザー設定を増やしたり、プログラム・チェンジを行なうことも可能。

　足下でブーストとリバーブのオン／オフが可能な2ボタン・フットスイッチも付属する。