PRSより、手頃な価格と高い品質を両立させたCEモデル“SE CE 24 Standard Satin”が登場

　PRS Guitarsより、同ブランドの現在の製品ラインナップにおいては最も手頃な価格となる“SE CE 24 Standard Satin”が登場した。国内での出荷は2024年2月下旬より開始されている。

　1988年に発売が開始されたPRSのCEシリーズは、ボルトオン構造特有のサウンド・レスポンスとプレイヤビリティが人気を博し、今日のPRSのラインナップにおいて欠かせない存在となっている。

　今回、最新のCEとして登場したSE CE 24 Standard Satinは、手頃な価格帯を実現しつつも、PRSが誇る洗練されたルックスと高いサウンド・クオリティ、プレイヤビリティを継承し、これからギターを始める人からプロ・ミュージシャンまで、幅広い層のニーズに応えることができるモデルとなっている。

　その特徴を見ていこう。

ボディ

　本モデルのボディはオール・マホガニーで、トップには浅めのバイオリン・カーブが付けられている。

　このオール・マホガニーのボディと、ボルトオン・ネック構造、薄いサテン・フィニッシュの組み合わせが、芳醇な中音域を持つパンチのあるサウンドを生み出す。

ネック／指板

　ネックはメイプルで、形状はWide-Thinカーブ。

　ローズウッド指板のラジアスは10インチで、ポジション・マークにはPRSのトレードマークでもあるバード・インレイが採用されている。

　スケール長は25インチで、フレット数は24本。

ピックアップ

　ピックアップは、高音域から低音域までレンジの広いサウンドを生み出すPRS 85/15 “S”を2基搭載。

コントロール

　コントロールは、ボリューム・ノブ、プッシュ／プル式のコイルタップ・スイッチを兼ねたトーン・ノブ、3ウェイのピックアップ切り替えスイッチで構成されており、これらによってバリエーション豊かなサウンドを得ることができる。

ハードウェア

　トレモロ・ユニットには、高いプレイヤビリティとクリアなサウンドを特徴とするPRS Patented Tremoloを採用。

　チューニング・マシンは、正確かつ安定したチューニング性能を実現したPRS-Designed Tunersが搭載されている。

　以上がSE CE 24 Standard Satinのおもなスペックだ。手頃な価格帯であることから、PRSのサウンドとプレイヤビリティをまだ体感したことがない人には、特にお薦めのモデルと言えるだろう。

　本モデルについて、PRS GuitarsでCOOを務めるJack Higginbothamは次のコメントを発表している。

　次の動画はプロダクト・スペシャリストのBryan Ewaldによるデモンストレーションで、本モデルの仕様に加え、ピックアップとコイルタップの組み合わせから生まれる6つのサウンド・バリエーションを紹介したものとなっている。

　日本語字幕付きなので、字幕機能をオンにして視聴しよう。