実録 にっぽんブルース史
〜あの頃、BLUESを弾かない者は人間ではなかった〜
ギター・マガジン2024年7月号が6月13日(木)に発売。特集は“実録 にっぽんブルース史”。
1960年代末から1970年代中盤にかけて、日本で巻き起こった一大ブルース・ムーブメント。
当時はB.B.キングやアルバート・キング、マディ・ウォーターズにアルバート・コリンズ、バディ・ガイ、オーティス・ラッシュなど多くのレジェンド・ブルースマンが次々と来日し、本物を目の当たりにしたギター少年たちは、こぞってブルース・ギターに夢中になった。
エリック・クラプトンよりも、ローリング・ストーンズよりも、そのルーツとなる黒人ブルースマンを聴くことが、当時最先端で一番ナウかったのだ。
大阪・京都ではウエストロード・ブルース・バンドや上田正樹とサウス トゥ サウス、ブレイクダウン、憂歌団などが産声をあげ、関西以外の全国各地でも、夜な夜なブルース・セッションが繰り広げられていたという。
本号では、当時を知る総勢10名以上に及ぶギタリストたちの貴重な回顧録とともに、日本におけるブルースの歴史に迫ってみたい。
また、紙版には特別付録小冊子として『GM SELECTIONS にっぽんのブルース名演選&日本ブルース名盤60選』が付録する。(※著作権の都合上、電子版には付録されません。)
収録コンテンツは以下のとおりだ。
CONTENTS
証言インタビュー
- エディ藩
- 竹田和夫
- 久保田麻琴
- 永井“ホトケ”隆
- 山岸潤史
- 内田勘太郎
- 木村充揮
- 有山じゅんじ
- QUNCHO
- 田中晴之
- 近藤房之助
- レイジー・キム
- 吾妻光良
評伝
- 山口冨士夫
- 塩次伸二
- 石田長生
- 服田洋一郎
- 小出斉
来日公演写真集 ブルース黒船渡来〜日本のギタリストが受けた本場ブルースの洗礼
- B.B.キング
- アルバート・キング
- ジョニー・ギター・ワトソン
- スリーピー・ジョン・エスティス
- ライトニン・ホプキンス
- ロバート・ジュニア・ロックウッド
- マディ・ウォーターズ
- クラレンス・ゲイトマウス・ブラウン
- ジョン・リー・フッカー
- オーティス・ラッシュ
- バディ・ガイ
- ロバート・クレイ
- ローウェル・フルスン
日本のブルース史年表
ブルース聖地巡礼。大阪・京都を旅する
- 拾得、磔磔、ほか
ぶるーすの魂はいずこへ
- 土屋公平×Rei
- コージー大内
Column
- ジーサス永山の正体を追え!
- 寄稿 by 吾妻光良〜あの頃、BLUESを聴かない者は人間ではなかった〜
- 寄稿 by 永井“ホトケ”隆〜ブルースを愛した男、鮎川誠に捧ぐ
- 尾関ブラザーズとは何者だったのか?
名手直伝誌上スペシャルセミナー
- 再録!塩次伸二のこだわりEシャッフル・ブルース
THE INSTRUMENTS
- 世界のマスタービルダーを訪ねて Vol.1 スティーヴ・クライン
INTERVIEW
- エムドゥ・モクター
PICK UP
- 映画『数分間のエールを』特別鼎談 フレデリック×ぽぷりか
- エレクトロマチックで始めるグレッチ生活
連載
- トモ藤田の“ギターは一日にして鳴らず!”
- 横山健の続・Sweet Little Blues
- 崎山蒼志の“未知との遭遇”
- ジャキーン!〜『SHIORI EXPERIENCE ジミなわたしとヘンなおじさん』番外編
- 楽器屋さんぽ。 東郷清丸×Guitar&Coffee まほらま
- 工房Pathギタマガ出張所
REGULAR
- NEWS &TOPICS〜あのギタリストは今
- NEW DISC REVIEW
- NEW PRODUCTS REVIEW
特別付録小冊子:『GM SELECTIONS にっぽんのブルース名演選&日本ブルース名盤60選』
(※著作権の都合上、電子版には付録されません。)
- 「It’s my own fault (treat me the way you wanna do)」 by ウエスト・ロード・ブルース・バンド
- 「梅田からナンバまで」 by 上田正樹と有山淳司
- 「おそうじオバチャン」 by 憂歌団
- 「やっぱり肉を喰おう」 by 吾妻光良 & The Swinging Boppers
- DISC GUIDE〜ギタリストなら絶対に聴くべき日本ブルース名盤60選
and more…
ギター・マガジン2024年7月号
『実録 にっぽんブルース史〜あの頃、BLUESを弾かない者は人間ではなかった〜』
2024年6月13日(木)発売