ブルース・ギタリスト、そして稀代のブルース評論家であった小出斉氏。彼が1993年から2017年までギター・マガジンに執筆した⻑寿連載コラム“ブルース⾬アラレ”が単行本化。2024年9月20日(金)に発売されることが決定した。
ブルースが再ブームとなった1990年代前半から2010年代までのブルース事情が、小出氏のゆるーい文体で記されているだけだが、ある意味では、その頃のブルース史を客観的にとらえた貴重な記録集とも言えるだろう。
ブルース関連のディスク紹介も大充実しており、700枚超の名盤、迷盤、編集盤、映像作品などが紹介されている1冊だ。
小出斉のブルース雨アラレ
~選りすぐりの名盤、迷盤、700枚超のディスク紹介を添えて~
品種 | 単行本 |
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仕様 | A5変形判 / 592ページ |
発売日 | 2024.9.20 |
著者 | 小出斉 |
価格 | 3,300円(本体3,000円+税10%) |
ISBN | 9784845641192 |
著者プロフィール
小出斉<コイデヒトシ>
人物写真=FUJIYAMA
日本を代表するブルース研究家。1957年8月2日、新潟県に生まれる。1980年に永井”ホトケ”隆が率いるブルー・ヘヴンのレコーディングに参加。1986年には小出斉をフィーチャーしたローラーコースターのアルバム『KEEP IT UP』を発表。1995年には来日したロバート・ジュニア・ロックウッドをサポート。2016年に著書『意味も知らずにブルースを歌うな!』を刊行(リットーミュージック)。そのほかにも多数のブルース関連の著書を上梓。2023年5月8日、弾き語りによるソロ・アルバム『Walking Alone with The Blues』をリリース。2024年1月28日に膵臓癌のため死去。