Laneyより、ペダル型のアンプ・ヘッド“IRONHEART LOUDPEDAL BCCLOUDPEDAL-IMM”がリリースされた。登録者数80万人以上のYouTubeチャンネルでも知られるギタリスト、マーティン・ミラーとのコラボで、真空管アンプの音色と弾き心地を再現した1台。その詳細を見ていこう。
文:鈴木誠 撮影:星野俊
※本記事はギター・マガジン2024年10月号の「New Products Review」から転載したものです。
※価格は本誌掲載時のものです。
Laneyの人気アンプ“IRONHEART”シリーズに属するペダル型アンプ・ヘッド。
登録者数80万人以上のYouTubeチャンネルでも知られるギタリスト、マーティン・ミラーとのコラボで、真空管アンプの音色と弾き心地を再現した1台だ。
60Wの出力を持ち、“アンプ”の名の通りキャビネットに接続して使用可能。
USB-C端子でPCと接続すればDAWへのオーディオ入力や内蔵EQのカスタマイズもできる。
さらに、AUX INとヘッドフォン出力で自宅練習までこなせる万能モデルだ。充実機能で5万円を切る価格も魅力大。
Comment by 牛尾健太
アンプ・ヘッド代わりに、これ1台で十分!
ひと昔前だとペダル型アンプなんて“はて?”という感じでしたが、時代は変わりますね。
これは若干大きめのエフェクターという印象で簡単に持ち運べます。
今回はリハスタにもよくある4×12のキャビネットにつないでみましたが、めっちゃ使いやすい。
ひとまず各EQは全部真ん中の0にしてみて、VOLとGAINはお好みで。これで十分です。もはやアンプはこれでいいんじゃない?
GAIN2のほうがより深い歪みが得られて、スムーズな効き方が個人的にハマりました。
宅録はもちろん、ライブでアンプ・ヘッド代わりにこれ1台を持っていくのが一番実用的な気がしますね。
しかも、この価格で買えるなんて。オススメです。
牛尾健太
うしお・けんた●1983年生まれ、広島県出身。2002年にロック・バンド、おとぎ話に加入。ブリティッシュ・ロックから影響を受けたメロディアスなフレーズ・ワークに定評がある。バンドの最新作は『HELL』。
- おとぎ話 公式HP:http://otogivanashi.com
- おとぎ話 公式X:https://x.com/otogivanashi
LANEY
IRONHEART LOUDPEDAL
BCCLOUDPEDAL-IMM
【スペック】
●コントロール:プリ・ブースト、クリーン・ボリューム、クリーン・ブライト・スイッチ、チャンネル・スイッチ、ドライブ・ゲイン、ドライブ・ボリューム、ドライブ・トーン・キャラクター(ノーマル、ブライト、ダーク)、ドライブ・モード・スイッチ(クリーン、対称、非対称)、ベース、ミドル、トレブル、リバーブ
●入出力端子:インプット、LOUDSPEAKER端子、FX LOOP端子(SEND/LINE OUT、RETURN)、MIDI端子(IN、THRU)DI OUT、AUX IN、ヘッドホン出力、USB-C端子
●電源:24V 2.5A 60W DC
●外形寸法:199(W)×143(D)×67(H)mm
●重量:1.7kg
●付属品:24V電源アダプター
【価格】
45,800円(税込)
【問い合わせ】
サウンドハウス https://www.soundhouse.co.jp TEL:0476-89-1111(成田)/0885-38-1111(徳島)