ゼマイティスは、ハンドメイドのオーバー・ドライブ・ペダル“ZMF2024OD”をリリースした。100台の数量限定で、販売価格は49,500円(税込)。2024年12月13日(金)より発売開始となっている。
ゼマイティスを代表するメタル・フロント・ギターのイメージを踏襲し、彫金入りアルミプレートを配した外観のインパクトと、内部パーツにこだわったハンドメイド・エフェクターとしての品質を両立した一台である。
アイコニックなデザインのハモンド製アルミ筐体
ゼマイティスらしい贅沢な彫金の入ったアルミ合金プレートで装飾されたマット・ブラックの筐体は、多くの有名エフェクターで採用実績があるハモンド製のアルミ・ダイキャスト・ボディー。電気伝導性と音質に優れ、落下などの衝撃にも強く、衝撃による基板へのダメージを最小限に抑える。
コントロール・ノブは、ゼマイティス・ギターでも使用されているメタル製ハット・ノブ。
丁寧な手仕事のハンドメイド・エフェクター
開発は、1990年代に高い評価を得たハンドメイド・エフェクター・ブランド“D.N.A.ANALOGIC”の設計者の協力によるもの。
歪みを構築する回路にはヴィンテージのオーバードライブに見られるゲルマニウム・ダイオードが用いられ、オーディオ用の高級電解コンデンサーや金属皮膜抵抗を使用するなど、内部パーツにもこだわりを窺わせる。
手作業によるパーツの取付け、配線、ケース加工といった製作は、日本国内で行なわれた。
使い勝手の良いサウンドとクリアーな音質
サウンド面は、2022年発売の“ZMF2022D”のサウンドからさらに進化。クリーンでのアンプ設定時にはクランチな歪みとして、またハイゲイン・アンプのブースターとしての現代的な使用にも対応する。太く抜けの良いサウンドが特徴の、ロックを中心に様々なジャンルで使い勝手の良いオーバードライブだ。
また、2023年発売の“ZMF2023BD”で初採用された“SW-TONE SYSTEM(スイッチトーン・システム)”により、一般的なトーン回路の問題点である、コントロール位置がフルの状態であっても高音域にマスクがかかるという問題を解決。ハンドワイヤリング製造のメリットであるノイズの少なさも相まって、クリアーな音質確保を実現している。
ZEMAITIS
ZMF2024OD
【スペック】
●電源: 006P(9V)バッテリー/ACアダプター
●コントロール・ノブ: LEVEL、TONE、DRIVE(3ポット)
●スイッチ: エフェクトON/OFF、機械式フットスイッチ×1
●入出力端子: IN、OUT、DC入力端子(DC9V)
●入力インピーダンス: 約470kΩ
●推奨出力負荷: 100kΩ以上
●消費電流: 約10mA
●外形寸法: 94(W)×34(H)×119.5(D)mm ※突起物含まず。
●最大外形寸法: 100(W)×49.2(H)×121.2(D)mm ※付属の脚ゴム含まず。
●重量: 約343g ※電池含まず。
※脚ゴム付属
※乾電池は付属しない。
※DC In適応プラグ・サイズ: 内径2.1mm / 外径5.5mm
※別売パワー・サプライの極性は必ずセンター・マイナスを使用のこと。
※推奨パワー・サプライはMusic WorksのDC0913B。
【定価】
49,500円(税込)
【問い合わせ】
神田商会 https://www.kandashokai.co.jp