ギター1本でジャズ・スタンダードを弾くための楽譜集『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』が10月16日に発売 ギター1本でジャズ・スタンダードを弾くための楽譜集『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』が10月16日に発売

ギター1本でジャズ・スタンダードを弾くための楽譜集『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』が10月16日に発売

『Jazz Guitar Magazine』の人気連載を1冊に集約。
全曲の模範演奏動画をYouTubeで公開。

日本を代表するギタリスト、小沼ようすけによるジャズ・スタンダードのアレンジ曲集『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』が、2025年10月16日(木)にリットーミュージックより発売される。

本書は、ジャズ・ギター専門誌『Jazz Guitar Magazine』で6年にわたって連載された「小沼ようすけ Presents ソロ・ギター・スペシャル・アレンジ講座」の13回分の内容に加え、「直伝講座:指弾きで開くエレクトリック・ギターの新世界」(初出:ギター・マガジン 2023年1月号)と「ソロ・ギターの方法論とセンスアップの極意!」(Jazz Guitar Magazine Vol.12)を併載したものとなっている。

取り上げられているのは「星影のステラ」、「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、「ビリーズ・バウンス」、「ジャイアント・ステップス」、「ワルツ・フォー・デビイ」など、いずれもジャズの有名なスタンダード曲。

小沼のアレンジによるソロ・ギター譜の長さは4〜7ページで、原曲のメロディとコードが書かれたリード・シートも各1ページで掲載されている。

読者は本書によって、小沼による絶妙なアレンジをそのままコピーして自分のレパートリーにできるだけでなく、リズムやハーモニーについての様々な手法を学んだり、原曲をソロ・ギター用に編曲するためのノウハウも身に付くはずだ。

そしてYouTubeでは、本書で紹介している全13曲に対応した動画が公開されている。

次の動画は「ワルツ・フォー・デビイ」の模範演奏で、もちろん演奏者は小沼自身。

『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』対応動画のプレイリスト
https://youtube.com/playlist?list=PLFX7lM755PPhjSSh0E7Sjam7DGE9ttHSM&si=Hd0LDFMouogOr1tG

テクニック的に非常に高度なフレーズも、これらの動画を見ながら練習を続けることで、徐々に弾けるようになるのではないだろうか。

小沼のようにギター1本で華麗なプレイをしたい人はもちろんのこと、ソロ・ギターならではの奏法や編曲のスキルをじっくりと身に付けていきたいという人にも、ぜひオススメしたい1冊だ。

『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』の内容

掲載曲

  • Stella By Starlight [星影のステラ]
  • Jingles [ジングルズ]
  • My One And Only Love [マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ]
  • Oleo [オレオ]
  • Isn’t It Romantic? [ロマンティックじゃない?]
  • Manha De Carnaval [オルフェの唄]
  • My Romance [マイ・ロマンス]
  • Fly Me To The Moon [フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン]
  • Billie’s Bounce [ビリーズ・バウンス]
  • Just Friends [ジャスト・フレンズ]
  • Lullaby Of Birdland [バードランドの子守唄]
  • Giant Steps [ジャイアント・ステップス]
  • Waltz For Debby [ワルツ・フォー・デビイ]
Waltz For Debby [ワルツ・フォー・デビイ]
Waltz For Debby [ワルツ・フォー・デビイ](続き)

講座

  • 直伝講座:指弾きで開くエレクトリック・ギターの新世界
  • ソロ・ギターの方法論とセンスアップの極意!
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直伝講座:指弾きで開くエレクトリック・ギターの新世界

コラム

  • 右手の爪
  • 弦高、ピックアップやアンプのセッティング
  • 調整も兼ねて取り入れているクラシック曲
  • ソロ・ギターにまつわる話
  • ギタリストの仲間を見付けよう
  • 本書の模範演奏で使用したギター
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本書の模範演奏で使用したギター

小沼 ようすけ(おぬま ようすけ) プロフィール

秋田県出身。

1999年、“ギブソン・ジャズ・ギター・コンテスト”優勝。2001年にSONY MUSICよりデビュー。

2004年、リチャード・ボナ(b)、アリ・ホニッグ(d)をフィーチャーしたトリオ・アルバム『Three Primary Colors』をNYで録音。

2010年『Jam Ka』発売。 グアドループの民族音楽グオッカの太鼓(ka)がフィーチャーされたこの作品で独自の世界観を展開。

2016年、パリで録音された『Jam Ka Deux』をリリース。この作品をきっかけにParisやMunichのジャズ・クラブ、 Martinique Jazz festival、グォッカの本拠地Guadeloupeで行なわれた“Festival Eritaj”に出演。

ジャズをベースに様々な国を旅して得た影響、経験を音楽に採り入れながら、世界を音でつなぐ創作活動を続けるギタリスト。

2023年に初のソロ・ギター作品となる『Your Smile』をリリース。

『小沼ようすけ アドヴァンスド・ソロ・ギター・アレンジ曲集』
小沼 ようすけ(著)

品種ムック
仕様A4変形判 / 112ページ
発売日2025.10.16
ISBN9784845643363