『Jazz Guitar Magazine Vol.15』が11月17日(月)に発売 特集は「ジャズ・ギター最前線」と「ソウル・ジャズ NOW & THEN」 『Jazz Guitar Magazine Vol.15』が11月17日(月)に発売 特集は「ジャズ・ギター最前線」と「ソウル・ジャズ NOW & THEN」

『Jazz Guitar Magazine Vol.15』が11月17日(月)に発売 特集は「ジャズ・ギター最前線」と「ソウル・ジャズ NOW & THEN」

表紙はカート・ローゼンウィンケルとピーター・バーンスタイン

本邦唯一のジャズ・ギター専門誌『Jazz Guitar Magazine』のVol.15が、2025年11月17日(月)にリットーミュージックより発売される。

表紙はカート・ローゼンウィンケルとピーター・バーンスタイン。

第1特集は『ジャズ・ギター最前線〜シーンを拡張する俊英たち〜』で、第2特集は『ソウル・ジャズ NOW & THEN』。

以下ではまず、この2つの特集を構成する個々の記事の内容を紹介しよう。

第1特集:ジャズ・ギター最前線〜シーンを拡張する俊英たち〜

●ピーター・バーンスタイン×カート・ローゼンウィンケル

今年の6月に2ギター・カルテットで来日した際の2人の対談に加え、両者のプレイ・スタイルを解説した奏法分析記事を掲載。

●パスクァーレ・グラッソ

来日時のインタビュー。原曲ではサックスとトランペットで演奏された2つのメロディをギター1本で弾いた驚きの「Chasin’ The Bird」の譜例付き。

●ピート・ロス

来日時の楽屋を直撃してのインタビュー。ピート・ロス・トリオのベーシスト、マイク・プラットも同席。

●マーク・レッティエリ

来日時のインタビュー。それぞれジャズ界とファンク界で高い人気を誇る2つのバンドで活動する彼の音楽的背景に加え、バリトン・ギターやトレモロ・アームについての質問も。

●活況を極める現代ジャズ・ギター事情

メセニー、スコフィールド、フリゼール“以降”のジャズ・ギター史とギタリストたちを俯瞰した読み物。

●アイコニックな7人のアドリブ・アプローチ考察

現代のジャズ・ギターを象徴する7人のキャリアとプレイに迫る記事。その7人の名は、パスクァーレ・グラッソ、ジュリアン・ラージ、ニア・フェルダー、メアリー・ハルヴォーソン、リオーネル・ルエケ、カート・ローゼンウィンケル、ピーター・バーンスタイン。

●NYを拠点に活動する高免信喜が伝授! 現代的なアプローチのアイディア

現在進行形のNY流のアドリブ術から厳選した「ヘプタトニック・アルペジオ」、「ハーモニック・メジャー・スケール」、「オーギュメント系シンメトリカル・スケール」などの6つのテクニックを紹介。

●絶対に聴いておくべき、ジャズ・ギターの“新”定番10選!

「アイコニックな7人のアドリブ・アプローチ考察」で紹介した7人以外の名手による名盤を紹介。

第2特集:ソウル・ジャズ NOW & THEN

●往年のソウル・ジャズからネオ・ソウルへと続くギター・スタイルの系譜

ソウル・ジャズの登場から現代のネオ・ソウルが誕生するまでのギター・スタイルとギタリストの変遷を解説。

●ソウル・ジャズ to ネオ・ソウル、名手列伝!

ソウル・ジャズの黎明期を象徴する巨匠から、SNSを通して世界的な名声を獲得した若手ギタリストまで、15人のギタリストをピックアップ。

●“ソウル・ジャズ・ギター”というお洒落ツールを身に付けよう!

ソウル・ジャズ・ギターの祖たるデヴィッド・T・ウォーカーの7つの必殺技をはじめ、ベテランから若手までの計9名のギタリストの特徴的なフレーズを紹介。

●実践ネオ・ソウル・ギター講座! 有賀教平×ソエジマトシキ

日本のネオ・ソウル界を代表する有賀教平とソエジマトシキによる講座。スタンダード曲の「Just The Two Of Us」と「Isn’t She Lovely」のコード進行を題材にしたギター・プレイのノウハウをレクチャー。


以上が2つの特集の内容だが、本号にはさらにトピック的な記事として「Japan Tune-upの真価 SeventySeven Guitars×田辺充邦」、「ジョン・マクラフリンがシャクティ最後のライヴ・アルバムに込めた思い」、「中牟礼貞則が92歳で挑んだソロ・ギター作品 そのレコーディングに密着してみた!」の3本が掲載されている。

JGMセレクション・ギター・スコア(紙版のみ)は、小沼ようすけ本人のスコア執筆と解説による「Searching For The Mind」。

連載記事は「宇田大志が贈る『ジャズ・ギターに近道なし!』」、「ニューヨークのジャズ事情〜高免信喜がレポート!〜」、「小川隆夫のギタリスト死亡診断書ファイル」の3つ。

そして紙版には、有賀教平とソエジマトシキによる一夜限りのデュオ・ライヴの演奏を収録した6曲入りのCDが付属する。もちろん他では入手不可能なCDだ。

Jazz Guitar Magazine Vol.15 コンテンツ

[特集1]ジャズ・ギター最前線〜シーンを拡張する俊英たち〜

◎活況を極める現代ジャズ・ギター事情
◎アイコニックな7人のアドリブ・アプローチ考察
パスクァーレ・グラッソ/ジュリアン・ラージ/ニア・フェルダー/メアリー・ハルヴォーソン/リオーネル・ルエケ/カート・ローゼンウィンケル/ピーター・バーンスタイン
◎現代的なアプローチのアイディア by 高免信喜
◎絶対に聴いておくべき、ジャズ・ギターの”新”定番10選!

中面画像
ジャズ・ギター最前線〜シーンを拡張する俊英たち〜

INTERVIEW

◎カート・ローゼンウィンケル&ピーター・バーンスタイン
◎パスクァーレ・グラッソ
◎ピート・ロス
◎マーク・レッティエリ
◎リバーモア海

中面画像
カート・ローゼンウィンケル&ピーター・バーンスタイン

[特集2]ソウル・ジャズ NOW & THEN

◎往年のソウル・ジャズからネオ・ソウルへと続くギター・スタイルの系譜
◎ソウル・ジャズ to ネオ・ソウル、名手列伝!
◎”ソウル・ジャズ・ギター”というお洒落ツールを身に付けよう!
◎実践ネオ・ソウル・ギター講座! by 有賀教平 × ソエジマトシキ

中面画像

Gear Topics

◎Japan Tune-upの真価 SeventySeven Guitars×田辺充邦

Topics

◎ジョン・マクラフリンがシャクティ最後のライヴ・アルバムに込めた思い
◎中牟礼貞則が92歳で挑んだソロ・ギター作品 そのレコーディングに密着してみた!

連載

◎宇田大志が贈る「ジャズ・ギターに近道なし!」
◎ニューヨークのジャズ事情〜高免信喜がレポート!〜
◎小川隆夫のギタリスト死亡診断書ファイル

JGMセレクション・ギター・スコア ※電子版には掲載されません。

◎「Searching For The Mind」小沼ようすけ

付属CD ※電子版にCDの内容は付属しません。

有賀教平 × ソエジマトシキ ギター・デュオ・ライヴ
1.Kyoto
2.Just The Two Of Us
3.Isn’t She Lovely?
4.Life Is Better
5.Feel Like Makin’ Love
6.Chameleon

※目次は制作中のものです。企画タイトルや一部内容に変更が生じる可能性があります。

『Jazz Guitar Magazine Vol.15』の表紙

Jazz Guitar Magazine Vol.15

品種雑誌
仕様菊倍判 / 96ページ / 有賀教平 × ソエジマトシキ ギター・デュオ・ライヴCD
発売日2025.11.17

Tag:
Rittor Music
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