ムック『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』が12月15日(月)に発売 ムック『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』が12月15日(月)に発売

ムック『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』が12月15日(月)に発売

過去のギター・マガジンに掲載されたエディ・ヴァン・ヘイレンのインタビュー、機材解説記事、ギター講座を1冊に集約

ムック『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』が、2025年12月15日(月)にリットーミュージックより発売される。

Guitar magazine Archivesは、過去のギター・マガジンに掲載された特定のギタリストまたはバンドの記事を再編集して1冊にまとめたシリーズで、これまでに『Vol.1 ジミ・ヘンドリックス』、『Vol.2 エリック・クラプトン』、『Vol.3 ザ・ビートルズ』、『Vol.4 ザ・ローリング・ストーンズ』、『Vol.5 ジミー・ペイジ』、『Vol.6 ウェス・モンゴメリー』、『Vol.7 ジェフ・ベック』の7冊が刊行されている。

今回の『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』はそのシリーズの第8弾で、エディのインタビュー記事に加え、本人によるギター講座や機材の紹介記事、ディスコグラフィ、年表などを1冊に集約したものとなった。

本書の目次は次のとおり。

  • 巻頭グラフ
  • INTRODUCTION/1978年 初期ヴァン・ヘイレンの歩み
  • INTERVIEW 1/1978年 23歳のエディが語る、『炎の導火線』の頃
  • INTERVIEW 2/1978〜1982年 THE EARLY HEYDAY 前編
  • INTERVIEW 3/1978〜1982年 THE EARLY HEYDAY 後篇
  • INTERVIEW 4/1985年 シーンを席巻した傑作『1984』のアレコレ
  • INTERVIEW 5/1987年 『5150』リリース後のエディ&サミー談義録
  • INTERVIEW 6/1988年 『OU812』制作時に見せたエディの思考
  • INTERVIEW 7/1991年 『F@U#C%K』に刻んだサウンドの再定義
  • INTERVIEW 8/1995年 『バランス』の誕生、そしてドゥイージル・ザッパとの対話
  • INTERVIEW 9/1998年 『ヴァン・ヘイレンIII』で固めた、ボーカリストとの結束
  • INTERVIEW 10/2014年 エディ、『1984』を追想する。
  • エディ直伝! 初級ロック・ギター教室
  • イチから始めるライトハンド
  • エディ本人が振り返る、『1984』までの初期6作品
  • エディ・ヴァン・ヘイレン主要ディスコグラフィ
  • 本人の言葉でたどる、歴代の愛器たち
  • エディ・ヴァン・ヘイレン&メインストリームHR年表

これらの記事の内容を簡単に紹介しよう。

巻頭グラフ

エディ・ヴァン・ヘイレンをフィーチャーしたギター・マガジンの表紙のほか、1980年代の記事の誌面を写真で紹介。

中面画像

INTRODUCTION/1978年 初期ヴァン・ヘイレンの歩み

エディの生涯初のインタビューを行った米Guitar Player誌の元編集者、ジャス・オブレヒトによる回想。

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INTERVIEW 1〜INTERVIEW 10

1978年から2014年にかけて取材を行ったエディのインタビュー記事10本をまとめたパートで、これが本書全体のページ数の約6割を占める。

写真も、エディのステージでの姿を中心に60点以上を掲載。エディが持つギターは実に様々で、ヴァン・ヘイレンの歴代ボーカリストであるデイヴィッド・リー・ロス、サミー・ヘイガー、ゲイリー・シェローンとの2ショットもある。

中面画像

エディ直伝! 初級ロック・ギター教室

エディ本人による初心者向けのギター講座。

初出はGuitar Player誌の1984年7月号(ギター・マガジンでは同年の11月号)で、若き日のエディのフレンドリーな人柄も伝わる内容になっている。

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イチから始めるライトハンド

エディの登場後に世界中に広まったライトハンド奏法の基礎から応用までを、ギター・マガジンの長年のメイン・ライターである安東滋が解説。

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エディ本人が振り返る、『1984』までの初期6作品

『炎の導火線』、『伝説の爆撃機』、『暗黒の掟』、『戒厳令』、『ダイヴァー・ダウン』、『1984』の6枚のアルバムについて、エディ自身が語ったインタビュー集。取材時期は1985年。

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エディ・ヴァン・ヘイレン主要ディスコグラフィ

ヴァン・ヘイレンのオリジナル盤を中心に紹介したディスコグラフィ。

マイケル・ジャクソンの「Beat It」など、客演曲についての解説もある。

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本人の言葉でたどる、歴代の愛器たち

フランケンシュタインをはじめとするエディの愛用ギター6本とアンプ2台を、本人のコメント付きで紹介。

中面画像

エディ・ヴァン・ヘイレン&メインストリームHR年表

エディの活動歴とハードロックの歴史を対比させた年表。

中面画像

以上が本書の内容だ。

エディ・ヴァン・ヘイレンが2020年10月6日に亡くなってからすでに5年が経過したが、彼の革新的なプレイやサウンドに今なお影響を受け続けているギタリストは多いはず。

また彼自身が改造や開発を行ったギターや機材についても、まだまだ研究の余地があるだろう。

そうした数々の革命を成し遂げたエディの軌跡を辿るうえで、本書は絶好の1冊と言える。

『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』の表紙

『Guitar magazine Archives Vol.8 エディ・ヴァン・ヘイレン』

品種ムック
仕様A4変形判 / 160ページ
発売日2025.12.15
ISBN9784845643639