ニューヨークを拠点とするハンドメイド・ペダル・ブランドのDeath By Audioより、エフェクト・ペダルの新シリーズ“DESTROYER”が登場した。
ラインナップは、フェイザーの“MOONBEAM PHASER”、ディレイ+リバーブの“DREAM STATION”、トレブル・ブースターの“THEE TREBLE OVERLOAD”の3モデル。
日本国内での販売は、アンブレラカンパニーによって2025年12月より開始されている。

DESTROYERシリーズのペダルはいずれも過激でユニークなエフェクトを小型の筐体に搭載し、最小限のコントロールで最大限の“混沌”を生み出す、というコンセプトで開発されている。
ステレオ仕様であることや、過酷なツアーに耐える頑丈な筐体、高品質なパーツ、艶かしく輝くビンテージ・スタイルのLEDなども本シリーズの特徴だ。
その各モデルの概要を紹介しよう。サウンドはそれぞれの動画で確認してほしい。
MOONBEAM PHASER

MOONBEAM PHASERは、6つのステージを切り替えることで、クラシックで馴染み深いスウェルから、非常に奇妙なベンド、共鳴するフィルター・トレモロ、さらには未だ見ぬテクスチャーまで、幅広い効果を得ることができるフェイザーだ。
本機のキャッチ・コピーは、“蠱惑的でミステリアス。月面から届けられる催眠フェイザー”。
MOONBEAM PHASERのおもな特徴
- 6つのフェイザーを1つに:6つの各ステージは特有のユニークなサウンドを持つ。馴染み深いモジュレーションから、ワイルドで異次元のベンドまで。
- 完全アナログ:真のアナログ回路により、デジタル世界で際立つ有機的なモジュレーションを実現。
- 完全ステレオ:真のステレオ・オペレーション。モノラルからマッシヴへ。
- ウルトラハイなヘッドルーム:サウンドの奥行きを失うことなく、最もホットな信号を扱うことが可能。
- スーパー・スロー・フェイジング:最大で2分を超える超スローモーションのフェイズ・スウィープ。
- 超高速のリング・モジュレーション:FREQノブを蹴り上げて眩いリング・モジュレーションのカオスへ。
- 調整可能なデプス:マイルドなにじみから、フルオンの共鳴レゾナンスまでに対応。
MOONBEAM PHASERのコントロール
- FREQ:フェイザーの動きのスピードを調整する。超低速の0.006Hzハーモニック・ドリフトから超高速の130Hzスイープまで対応。
- DEPTH:フェイザー・ステージの強度やキャラクターを設定し、スウィープのデプスやレゾナンスを変化させる。
- PHASE SELECTOR:フェージングのステージ段数を選択。LEDが1から6段までのステージ数を表す。
- INPUT CONFIGURATION SWITCH(内部コントロール):入力をモノラルTSとステレオTRSで切り替える。
DREAM STATION

DREAM STATIONは、Death By Audioならではの過激なディレイとリバーブを搭載したペダルで、3つのフィルター設定により、躍動的な明るい空間からダークで陰鬱なアンビエンス、そしてフルレンジのデジタル・スペースといった、多様な音響表現を可能にする。
キャッチ・コピーは、“ディレイ+リバーブ=♾️。ステレオ空間トランスミッション”。
DREAM STATIONのおもな特徴
- リバーブとディレイ:2つの馴染み深い空間エフェクトを、1つのパッケージに。
- アンビエンスの形成:わずかな空気の揺れから、バカデカい壁のような残響まで。
- ステレオ・フル対応:モノラルからマッシヴへ。ピンポン・ディレイでサウンドをステレオへ拡散させよう。
- どんな場所にも最適:モノラルからステレオまで、またレコーディングからライブまで、あらゆる状況に対応。
- 必要な周波数帯だけ:残響とディレイのキャラクターを根本的に変更するフィルター・セクション。
DREAM STATIONのコントロール
- MIX:ドライ信号100%とウェット信号100%のバランスを調整する。TRAILSが有効(内部で設定)、ペダルがバイパス状態の場合でも、MIXはウェット信号の音量を設定する。
- MODEスイッチ:ディレイとリバーブのフィルター設定をBRIGHT、FULL、DARKから選択する。
- BRIGHT:低域をカットし、水しぶきのように軽やかな“テープ”・サウンドにする。
- FULL:フル帯域のクリーンな“デジタル”・サウンドにする。
- DARK:高域をカットし、温かいアナログ・ライクなサウンドにする。
- REVERB TIME:エフェクト全体のリバーブ・タイムを調整する。控えめな雰囲気やピュアなディレイ効果を得るには下げ、豊かで没入感のあるリバーブを得るには上げる。
- ECHO TIME:ディレイ・タイムを2msから500msで設定する。ステレオ・モードでは、遅延はディレイ・タイムの半分で出力間でピンポンする。
- ECHO F-BACK:ディレイのフィードバックを制御する。約3時を超えるとオシレーションを引き起こす可能性がある。
- INPUT CONFIGURATION SWITCH(内部コントロール):入力をモノラルTSとステレオTRSで切り替える。
- TRAILS(内部コントロール):バイパス時にディレイとリバーブのトレイルが残る。
THEE TREBLE OVERLOAD

THEE TREBLE OVERLOADは、Death By Audioの伝説的なペダルである“Thee Ffuzz Warr Overload”に搭載されていたトレブル・ブースト回路を継承し、ユーザーから支持された切れ味の鋭いサウンドはそのままに、ブースターとして独立させたペダル。
キャッチコピーは“伝説のナイフエッジ・トーンの襲来。しかも今回はステレオで!”。
THEE TREBLE OVERLOADのおもな特徴
- Thee Ffuzz Warr Overloadの伝説的サウンド:ハイパーにユニークなDeath By Audioのトレブル・ブーストが、墓場からカムバック!
- スライス・ライク・ナイフ:突き刺すようにクリアなサウンド。オーバードライブやファズの前に置けば歪みを根本的にトランスフォームし、あとに置けばスピーカーを完全に殲滅する。
- どんなボリュームでも圧倒的なキャラクター:BOOSTとLIMITを調整して、あらゆる音量で最適なデストロイを追求。
- フル・ステレオ:空間系エフェクトにきらめきとパンチを追加する用途も。
THEE TREBLE OVERLOADのコントロール
- BOOST:ブーストのゲインを設定。鋭い+17dBから極限の+52dBブラストまで、どんなペダルにも象徴的な轟きを加え、ディストーションの領域まで叩き込むレンジを持つ。
- LIMIT:最大出力ボリュームを設定。BOOSTを上げてLIMITを下げれば、高い歪みレベルを保ちつつ制御された出力ボリュームになる。
Death By Audio
MOONBEAM PHASER
【スペック】
●サイズ:130 x 70 x 60 mm
●重量:294g
●9VDCセンター・マイナス、電池使用不可
●消費電流:72mA
【希望小売価格】
40,700円(税込)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/
DEATH BY AUDIO
DREAM STATION
【スペック】
●サイズ:130 x 70 x 60 mm
●重量:294g
●9VDCセンター・マイナス、電池使用不可
●消費電流:95mA
【希望小売価格】
40,700円(税込)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/
DEATH BY AUDIO
THEE TREBLE OVERLOAD
【スペック】
●サイズ:130 x 70 x 60 mm
●重量:294g
●9VDCセンター・マイナス、電池使用不可
●消費電流:23mA
【希望小売価格】
40,700円(税込)
【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/
