ジェフ・ベックのエピック・レコーズ在籍時の楽曲から選曲された日本独自企画ベスト盤『ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003』が、2025年2月5日(水)に発売される。
第2期ジェフ・ベック・グループ、ベック・ボガート&アピス、ソロ作品、ライヴを含む、エピック・レコーズ時代のジェフ・ベックの13枚のアルバムからそれぞれ数曲ずつ、全31曲が収録された2枚組CDだ。
1971年から2003年までのジェフ・ベックの軌跡を収録
『ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003』には、タイトルの通り1971年の『ラフ・アンド・レディ』から2003年の『JEFF』までのジェフ・ベックのギター・テクニックと音楽的表現力の進化を存分に堪能できるベスト盤。
1975年の『ブロウ・バイ・ブロウ』から「哀しみの恋人達」「スキャッターブレイン」、1976年『ワイアード』から「蒼き風」、その後のロッド・スチュワートとの共演「ピープル・ゲット・レディ」、スティーヴィー・ワンダーの「迷信」、ビートルズの「シーズ・ア・ウーマン」、そしてライヴでよく演奏されていた80年代後半以降のアルバムの楽曲まで、年代順で並べられている。
収録される楽曲は以下の通り。
ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003
【曲目】 ※(収録アルバム) 発売年
CD 1:
1.ガット・ザ・フィーリング(ラフ・アンド・レディ)1971
2.ニュー・ウェイズ/トレイン・トレイン(ラフ・アンド・レディ)1971
3.ゴーイング・ダウン(ジェフ・ベック・グループ)1972
4.ハイウェイズ(ジェフ・ベック・グループ)1972
5.デフィニットリー・メイビー(ジェフ・ベック・グループ)1972
6.レディー(ベック・ボガート&アピス)1973
7.迷信(ベック・ボガート&アピス)1973
8.ジェフズ・ブギー(ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン)1973
9.プリンス/ショットガン(ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン)1973
10.分かってくれるかい(ブロウ・バイ・ブロウ)1975
11.スキャッターブレイン(ブロウ・バイ・ブロウ)1975
12.哀しみの恋人達 (ブロウ・バイ・ブロウ)1975
13.レッド・ブーツ(ワイアード)1976
14.グッドバイ・ポーク・パイ・ハット(ワイアード)1976
15.蒼き風(ワイアード)1976
CD 2:
1.フリーウェイ・ジャム(ライヴ・ワイアー)1977
2.シーズ・ア・ウーマン(ライヴ・ワイアー)1977
3.スター・サイクル(ゼア・アンド・バック)1980
4.ユー・ネヴァー・ノウ(ゼア・アンド・バック)1980
5.エル・ベッコ(ゼア・アンド・バック)1980
6.エスケイプ(フラッシュ)1985
7.ピープル・ゲット・レディ(フラッシュ)1985
8.ギター・ショップ(ギター・ショップ)1989
9.サヴォイ(ギター・ショップ)1989
10.ウェア・ワー・ユー(ギター・ショップ)1989
11.サイコ・サム(フー・エルス!)1999
12.ブラシ・ウィズ・ザ・ブルース(フー・エルス!)1999
13.アースクエイク(ユー・ハッド・イット・カミング)2000
14.ナディア(ユー・ハッド・イット・カミング)2000
15.プランB(ジェフ)2003
16.マイ・シング(ジェフ)2003
アナログLP復刻プロジェクトやトリビュート・ライブにも注目
また、『ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003』とは別に、ジェフ・ベック生誕80周年を記念して2024年からスタートした、日本盤アナログLPで名盤を復刻する「VINYL REISSUEプロジェクト」も1月22日発売の第4弾『フー・エルス!』『ユー・ハッド・イット・カミング』『ジェフ』で最終章を迎える。
さらに、2月11日には、Char、布袋寅泰、松本孝弘(B’z)とオリジナルバンドによる「ジェフ・ベック・トリビュート・ライヴ」が開催されることも決まっている。
ジェフ・ベックが2023年1月10日にこの世を去ってから2年、孤高の天才ギタリストが残した影響力はいまだ衰えることがなさそうだ。
ジェフ・ベック
ザ・ベスト・オブ・ジェフ・ベック〜エピック・イヤーズ1971-2003
THE BEST OF JEFF BECK~EPIC YEARS 1971-2003
【リリース情報】
2025年2月5日発売
SICP-31718~9(2枚組 BSCD2)
【価格】
税込2,750円