清 竜人が所有する3本のギター 清 竜人が所有する3本のギター

清 竜人が所有する3本のギター

清 竜人が弾き語りライブなどで使用していたアコースティック・ギター2本と、清 竜人TOWNで活躍したエレキ・ギター1本を本人のコメントを交えてご紹介しよう。

取材・文=小林弘昂 機材写真=西槇太一

Guitars

Alvarez Yairi
DY62C

Alvarez Yairi/DY62C(前面)

Alvarez Yairi/DY62C(背面)

デビュー時から愛用する1本

ヤイリの輸出用ブランドであるAlvarez YairiのDY62C。デビュー当時から愛用する2004年製だ。ブリッジとテイルピースを分離させたオリジナル構造により、分離感のあるサウンドを生み出す。ボディ・トップはシダー、バックとサイドとヘッド・キャップはバールド・マホガニー、ネックはマホガニー、指板はエボニーを採用。SYSTEM 600T MKⅡピックアップ・システムを搭載している。


K.Yairi
LO-120

K.Yairi/LO-120(前面)

K.Yairi/LO-120(背面)

明るいサウンドのオール単板モデル

2012年製のLO-120。オール単板モデルで、ボディ・トップにはスプルース、サイドとバックにはインディアン・ローズウッドを採用。ネックはマホガニー、指板はエボニーが使われている。本人曰く“ボディの明るい色のとおり、サウンドはブライトな感じ”とのこと。2本のアコースティック・ギターはキャラクターが異なるため、楽曲によってそれぞれを使い分けている。


Yamaha
Revstar RS820CR Steel Rust

Yamaha/Revstar RS820CR Steel Rust(前面)

Yamaha/Revstar RS820CR Steel Rust(背面)

清 竜人TOWNで活躍のエレキ

清 竜人TOWNで使用していたエレキは、ヤマハのRS820CRというモデル。2016年に誕生したRevstarシリーズにラインナップされていた1本で、カフェレーサー・バイクを連想させる2本のストライプ・デザインが特徴だ。TonePros製のブリッジを採用しており、骨太なサウンドが持ち味である。TOWNでは常に上裸で、しかも観客に囲まれて演奏していたため、“異様な汚れ方をしていた”という。

Ryujin’s Comment

清 竜人

 2本のヤイリはツアーでもけっこう使っていました。それぞれタイプが違って、明るいほう(LO-120)はボディの色のとおり、けっこうブライトな感じ。曲によって使い分けています。

 ヤイリのガット・ギターも持っていて、それにはピックアップがついていますね。

 ヤマハのエレキは僕が“清 竜人TOWN”っていうパンク・バンドの企画をやった時に提供していただいたものなんです。本当にむちゃくちゃな弾き方をしてきたギターなので、異様な汚れ方をしていました。服を着て持ったのは今日が初めてで、“こんな感じか”と思いましたね(笑)。だからもっとちゃんと弾いてあげたいです。

LIVE INFORMATION

清 竜人 弾き語りコンサート 2023 春

■会場:自由学園明日館講堂
■日時:2023/3/18(土)
一部 開場/開演:13:15/14:00
二部 開場/開演:16:15/17:00

詳細はこちら

作品データ

『FEMALE』
清 竜人

ソニー/ESCL-5740~4/2022年11月30日リリース

―Track List―

01.フェアウェル・キス
02.コンサートホール
03.If I stay out of life…?(feat. Leo Uchida from Kroi)
04.Love is over…(feat. さらさ)
05.愛が目の前に現れても僕はきっと気付かず通り過ぎてしまう
06.Knockdown
07.nothing…
08.離れられない
09.Someday
10.いない

―Guitarist―

菰口雄矢