シールド・ケーブルの最適な長さは? | ギター知恵袋:026 シールド・ケーブルの最適な長さは? | ギター知恵袋:026

シールド・ケーブルの最適な長さは? | ギター知恵袋:026

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
3mとか10mとか、色々な長さのケーブルが売っています。最適な長さは何m?

A:

ケーブルの長さの違いによってかなり音が変わると考える人、そんなに音への影響がないと考える人、両方のギタリストがいます。これはケーブルの寿命についても同様です。

自宅の自分の部屋での使用ならば1mくらいのケーブルでも良いでしょう。ただしステージで使うことを想定すると、①長すぎて足下で邪魔になるのは避けたい、②でも短すぎて不便なのも避けたい、というわけで自分が動く範囲、もしくは自分の立ち位置からエフェクターまで届く距離を想定してベストなケーブルの長さを考えることになります。

目安としては、仮にそれほどライブ中に動かないとしても、ステージで立って演奏する人ならば、最低でも2mは必要かと思います(カール・コードの場合は巻いているため、2mでは短過ぎになるので注意!)。

カール・コード
カール・コードはらせん状なので、ストレートなケーブルの長さのイメージよりも長めに考えて選びましょう。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki