エフェクターをつなぐ順番について教えて! | ギター知恵袋:051 エフェクターをつなぐ順番について教えて! | ギター知恵袋:051

エフェクターをつなぐ順番について教えて! | ギター知恵袋:051

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき 撮影:山下陽子(SLANG)
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。
*画像は書籍からの流用のためモノクロです。ご了承ください。

Q:
エフェクターにはつなぐ順番があると聞きました。どうつなげば良いのですか?

A:

ある程度の目安がありつつも、決まりはありません。エフェクターのつなぎ方は自由です。

「ある程度」というのは、ギター雑誌やメーカーのカタログなどで推奨されている「基本的なつなぎ方」は、一応あるということです(筆者自身の順番は少し違います)。そういった順番を基準にしつつも、あとは使いながら好きなように入れ替えてみて、自分の好きなギター・サウンドが出る手法を見つけていけば良いです。

ちなみにボリューム・ペダルとほかのエフェクターとの前後関係を替えて使ってみると、ボリューム・ペダル以降のエフェクターの効き具合に関係してきます。そこを避けるようにつなぐか、利用するようにつなぐかは、使い手の好み次第というわけです。

ペダル・ワウ→オーバードライブ→コーラス→ディレイ
例えばペダル・ワウ、オーバードライブ、コーラス、ディレイの4つを使う場合の基本とされている順番が写真の並びです。その他、コンプレッサーを入れる場合はオーバードライブ(歪みモノ)より前、フェイザーやフランジャーはオーバードライブより後など、基本はありますが詳細な順番は人によって意見の異なるところかと思われます。
コンプレッサー→コーラス→ペダル・ワウ→デジタル・ディレイ→イコライザー→オーバードライブ→ボリューム・ペダル→アナログ・ディレイ
ちなみにこれは筆者のつなぐ順番のいち例です。コンプレッサー→コーラス→ペダル・ワウ→デジタル・ディレイ→イコライザー→オーバードライブ→ボリューム・ペダル→アナログ・ディレイ。基本とは違いますが問題ないのです。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki