“アルペジオ”って指弾きのことですよね? | ギター知恵袋:111 “アルペジオ”って指弾きのことですよね? | ギター知恵袋:111

“アルペジオ”って指弾きのことですよね? | ギター知恵袋:111

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
“アルペジオを弾く”というとピックではなくて手(指)で弾くというイメージがあります。

A:

それはたぶんアコースティック・ギターのイメージでしょう。エレキではピックでアルペジオを弾くのは一般的なことです。ただしエレキでも手(指)でアルペジオを弾くことはアリですし、いずれアコースティック・ギターも弾いてみたいなんて人にはその経験(指弾き)が役立ちます。

また、ピックでアルペジオが弾けるようにしておくのも必要なことだと思います。左手でコードを押さえたまま、ピックで弦をバラバラに弾いていけるかどうかですね。

最初はある程度決まった順番で弦を弾いていく練習を経たのち、自由に弦を選んでピッキングしていく技能も身につけると良いでしょう。少しくらい目的の弦じゃない弦を弾いてしまったとしても、リズムが安定していればOKです。

また、ピックを持ちつつも、中指や薬指を使ってアルペジオを弾くのもOKです。

ピックと中指や薬指を使ったハイブリッド・ピッキング
ピックと中指や薬指を使ったハイブリッド・ピッキングという手法もある(編集部)。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki