腱鞘炎以外にも気をつけたいことがある? | ギター知恵袋:125 腱鞘炎以外にも気をつけたいことがある? | ギター知恵袋:125

腱鞘炎以外にも気をつけたいことがある? | ギター知恵袋:125

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
ギターを弾いていくうえで腱鞘炎の他に気をつけたい怪我や病気はありますか?

A:

“爪甲剥離症(そうこうはくりしょう)”も、特に気をつけたいところです。

ピックを持ってギターを弾いていても、少しは弦に爪が当たるものです。特に人差指を曲げずに人差指の腹でピックをつまむようなスタイルの人は、爪が弦を直撃しやすいでしょう。その時に爪への衝撃が大きいと、爪の先端(白い部分)が広がる、つまり必要以上に爪が指から浮いてきます。それが爪甲剥離症。爪甲剥離症になってしまったら、しばらくは指サックでも付けて治るのを待つしかありません。

筆者の場合は、ピックを持たずにアコースティック・ギターを弾くことも多いので、爪は削れていきます。弦と爪が当たった時に、筆者のような爪が削れるタイプ、先述の爪先が浮いてしまうタイプがあるわけです。爪先が浮いてしまいがちな人は日頃から爪を短くカットするか、爪ヤスリで丁寧に削っておくと良いかもしれません。

爪切りのイメージ

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki