タブ譜は読めるから五線譜が読めなくてもOK? | ギター知恵袋:143 タブ譜は読めるから五線譜が読めなくてもOK? | ギター知恵袋:143

タブ譜は読めるから五線譜が読めなくてもOK? | ギター知恵袋:143

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
五線譜が読めないと駄目ですか? タブ譜だけは読めるようになったのですが。

A:

筆者が思うに、職業ギタリストを目指す人なら、五線譜は読めたほうがいいです。でもプロを目指さないという人なら、タブ譜が読めるだけでも良いと思います。

ただしタブ譜がスラスラと読めるようになっているのなら、五線譜を読むのもさほど難しいことはありません。難しい勉強をするほどのことでもなく、少しだけやる気になれば五線譜は読めるようになります。

ある意味、“五線譜を読む”よりも“ギターを上手に弾く”ほうがよっぽど難しいことですし。初見(初めて見た楽譜ですぐに演奏すること)で弾くのは無理なレベルだったとしても、五線譜が読めるようにしておくことは良いことです。

五線譜の例
セッションの定番アイテム『ジャズ・スタンダード・バイブル』から五線譜の例。本書はパートを問わず使用されるため、タブ譜はない。(編集部)

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki