上手いギターの定義って何ですか? | ギター知恵袋:169 上手いギターの定義って何ですか? | ギター知恵袋:169

上手いギターの定義って何ですか? | ギター知恵袋:169

ギター初心者に贈るQ&A集。あなたの疑問に答えます!

文:いちむらまさき
*この記事は書籍『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』(リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

Q:
“ギターが上手い”の定義としては何が上手いということなんでしょう? 速弾きができること? 難しいコードが弾けること?

A:

“上手い”は褒め言葉ですが、判断基準は結局のところ“好み”だと思います。そこに“◯◯より△△のほうが上手い”などの“比較”の要素を入れるのはナンセンスでしょう。

速弾きが好きな人は速弾きができる人を尊敬するだろうし、カッティング好きはカッティング系が得意なギタリストを敬います。そういったことを承知で雑談として楽しむ分には良いですが、そこで本気の言い争いになるような“上手下手/良い悪い”発言は避けたいところです。

強いて言えば“職業”としてのギタリストはオールマイティに幅広いスタイルで弾けることも必要ですし、アーティストとしては個性が重要でしょう。そういった中に各ギタリストの“得意分野”があるはずです。

ですので、例えば速弾きができない=下手なギタリストではありません。

『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます! 知らなきゃ損するギター知恵袋』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
発売日2015/12/10
ISBN9784845621262

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki