Vital Audioより、DCとACの両アウトレットを装備したパワーサプライ“POWER BASE VA-15 AC”が登場 Vital Audioより、DCとACの両アウトレットを装備したパワーサプライ“POWER BASE VA-15 AC”が登場

Vital Audioより、DCとACの両アウトレットを装備したパワーサプライ“POWER BASE VA-15 AC”が登場

 Vital Audioより、エフェクト・ペダル用パワーサプライの新製品“POWER BASE VA-15 AC”が登場した。販売は2024年1月末より開始されている。

Vital Audio/POWER BASE VA-15 AC

 Vital Audioのエフェクト・ペダル用電源のシリーズである“POWER CARRIER”は、2016年のスタートから今日までにラインナップも充実し、ユーザーからの好評を博してきた。

 今回登場したPOWER BASE VA-15 ACは、そのPOWER CARRIERシリーズのフラッグシップ・モデルであるVA-08 MkIIをベースとしているが、より多くのペダルに電源を供給できるよう、フル・アイソレートされた11ポートのDCアウトレットを搭載。加えて4つのACアウトレットも装備され、Vital Audio史上では最もパワフルなパワーサプライとなっている。

 11ポートのDCアウトレットのうち、9Vの固定出力は9つで、そのうちの4つは最大300mA、5つは最大500mA。残りの2ポートは、ビンテージ・タイプのペダルやマルチエフェクター、さらにはプリアンプにも対応する9V/12V/18Vの可変出力となっている。

 一方、4つのACアウトレットは、AC駆動タイプのエフェクト・ペダルや他のパワーサプライにも電源供給が可能。アースライン付き3芯プラグに対応したアウトレット・ポートを持つプロユースな仕様になっている。

 またフル・アイソレート仕様のメリットとしては、アナログ・ペダルとデジタル・ペダルが混在した場合にも電源経路からのノイズ混入を最小限に抑えられることや、特定のDC出力でトラブルが発生した際にも他の出力には影響を与えないことなどが挙げられる。加えてDCアウトレットを使用しない時は、DCのパワーサプライ部の電源スイッチをオフにすることで、ACアウトレットへの影響を避けることもできる。

 なおギタリストであれば、本機はペダルボードに入れて他の機器に電源を供給するもの、というイメージを真っ先に持つはずだが、本機をデスクトップに置き、PCやオーディオ・インターフェース、モニター・スピーカー、録音時に使うエフェクターなどに電源を供給することもできる。つまり本機をDTMに活用することも可能だ。

Vital Audio
POWER BASE VA-15 AC

【スペック】
インプット
AC 100V 50/60Hz 10A (最大) 3Pタイプ

アウトプット
●ACアウトレット:3Pタイプ × 4 (合計最大AC出力: 8A = 800W)
●DCアウトレット:2.1mm(センターマイナス)× 11 (合計最大 DC出力:42.3W)
 アウトプット 1~4:9V 300mA(最大)
 アウトプット 5~9:9V 500mA(最大)
 アウトプット A~B(電圧可変):9V 500mA / 12V 375mA / 18V 250mA(いずれも最大値)
 *全ポートアイソレート
●DCパワーサプライ部 オン/オフスイッチ装備

その他
●外形寸法:250 (W)×68 (D)×45 (H) mm
●本体重量:610g
●付属品:1.2m ACケーブル(2Pオス/アースリード線付 – 3Pメス)× 1、60cm DCケーブル(2.1mm径 S-Lタイプ)× 11

【希望小売価格】
28,600円(税込)

【問い合わせ】
フックアップ TEL:03-6240-1213  http://www.hookup.co.jp

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VITAL AUDIO