作曲のマンネリ防止、マル秘テク! 弾き語りはカポ、インストは別キーを試せ! | ギター作曲100の裏ワザ:028 作曲のマンネリ防止、マル秘テク! 弾き語りはカポ、インストは別キーを試せ! | ギター作曲100の裏ワザ:028

作曲のマンネリ防止、マル秘テク! 弾き語りはカポ、インストは別キーを試せ! | ギター作曲100の裏ワザ:028

ギタリストならではの、目からウロコな作曲法があふれ出す!

文:いちむらまさき イラスト:花くまゆうさく
*この記事は書籍『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』(2010年/リットーミュージック刊)の内容を転載したものです。

マンネリ化しないためには? ➡ 弾き語りにはカポを、インストには別キーを

 アコースティック・ギターの弾き語りが中心の人は、ハイ・ポジションで弾かないためにカポを使用することが多いですよね。カポをいろいろなフレットで使えば、Cキーだけで曲を作っていても、自分の出せる声の音域範囲が一定である分、色々なメロディが生まれてきます。曲ができたらカポなしのコードに書き換えてみて、どちらがいいかを判断しましょう。

 インストをやっている人(エレキでもアコギでも)は、ずっとCキーで曲を作っているとマンネリ化していきます。その場合は、別のキーでの曲作りに移行していきましょう。コード・ポジションが変わる分、マンネリ化を打破できるのです。

 その入り口として、「1、7、6、5、4、3、2、1」を他のキーで何度か弾いてみてください。すると、ギターだからこその押さえやすいフォームと押さえにくいフォームが出てきます。その押さえにくいフォームを容易にするために、派遣社員(ノン・ダイアトニック・コード)を使うというのも1つの手です。

イラスト

『ギター作曲100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集』

著者いちむらまさき
品種電子書籍
紙版発売日2010.03.19
紙版ISBN9784845617968

いちむらまさき プロフィール

岐阜出身のギタリスト&ウクレリスト&ライター。音楽制作、ソロ・ギター・スタイル、インストラクターなどで活動。

様々な雑誌に記事を書きつつ、『ギター・コードを覚える方法とほんの少しの理論』、『楽譜を見えるのがうれしくなる方法とプレイに直結させるコツ』、『音楽理論がおもしろくなる方法と音勘を増やすコツ』、『コード進行を覚える方法と耳コピ&作曲のコツ』、『ピアノでコードを覚える方法とほんの少しの理論』、『ギターを弾いているだけで音感がアップする方法』、『ブルース・ギターをはじめる方法とプレイ幅を広げるコツ』、『ギター・スケールを覚えないでアドリブをはじめる方法』、『ウクレレのお手入れ&お手軽カスタマイズを楽しむ本』、『ジャズコで聴き比べる歪みエフェクター97』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本』、『100個のフレーズを弾くだけで飛躍的にギターが上達する本 リズム強化編』、『ギター上達100の裏ワザ』、『ギター作曲100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDエレクトリック・ギター』、『アコギ上達100の裏ワザ』、『耳コピ上達100の裏ワザ』、『ライブ上達100の裏ワザ』、『ウクレレ上達100の裏ワザ』、『目で見て確認DVDウクレレ』、『気づいた人から上手くなる! ギタリストのハテナに答えます!』、『ギターで作曲する方法とほんの少しのコード理論』(すべてリットーミュージック刊)などを執筆。

東京でギター/ウクレレ楽器教室も。

◎公式サイト→https://blog.goo.ne.jp/ichimuramasaki