Rainger FXより、ゲート・ファズにユニークな“バーチャル・ピック機能”を追加したペダル、Razor Fuzzが登場 Rainger FXより、ゲート・ファズにユニークな“バーチャル・ピック機能”を追加したペダル、Razor Fuzzが登場

Rainger FXより、ゲート・ファズにユニークな“バーチャル・ピック機能”を追加したペダル、Razor Fuzzが登場

Rainger FX(レインジャー・エフエックス)より、ファズ・ペダルの新製品、Razor Fuzzがリリースされた。

Rainger FX/Razor Fuzz
入出力端子
側面

本機は、独自設計のアナログ・ゲート・ファズ回路に、“バーチャル・ピック”という名のユニークなデジタル機能を搭載したペダルだ。

このバーチャル・ピック機能は、ギタリストのピッキングをトリガーにした人工的なアタック音を重ねるもので、そのモードは次の4つから選択できる。

  • Sandpaper:ノートごとにホワイト・ノイズを加える。ガッツリしたコードには衝撃感、ソロ・ノートには鋭いアタックが加えられる。時には、リズム・プレイにカバサ(シェイカー)が重なっているようにも聴こえる。ブライアン・メイの“6ペンス硬貨ピック”をさらに強化したような感じも。
  • Metal:ピッキングごとに変化するランダム・ピッチの短いトーンを追加する。疑似的な“ピンチ・ハーモニクス”のような効果。各ノートにキラキラしたテクノ的なアタックが加わる。
  • Metal Long:ピッキングごとに変化するランダム・ピッチの長めのトーンを追加する。すべての演奏にちょっと狂気じみたエッジを追加。単音と組み合わせると、独特で超興味深いランダムなリング・モジュレーター的効果が得られる。
  • 1-note:楽曲のキーにチューニングされた単音を、演奏するすべてのノートに加える。コード進行の上に乗るチューニング可能なペダルノートや、リード・ラインにルート音のハーモニーを加える役割を果たす。

バーチャル・ピックの音量はPick Volumeノブで調整でき、オフにすることで通常のファズ・サウンドとしても使用できる。

ファズ回路自体はアナログ設計で、ゲート感のある歪みと高域・低域の明確な輪郭を持つサウンドを特徴とする。ギターのボリューム操作にも反応しやすく、クリーン寄りのサウンドへと調整することも可能。入出力端子がある面に取り付けられたExtraスイッチでは、ゲインを増加させることもできる。

アナログの心地よいサチュレーションと、鋭利でエッジの効いたデジタルな個性を融合させた本機は、ラウドで遊び心に満ちたサウンドを求めるプレイヤーにオススメのペダルだ。

なお、アンブレラ・カンパニーによる日本語公式ページでは、本機の特徴が次の言葉で表現されている。

英国のマッド・サイエンティスト “デヴィッド・レインジャー”による奇想天外なアイデアが炸裂。
ファズサウンドを“レーザー光線”に変えて異次元空間へとぶっ放す快作です。

Razor Fuzzのおもな特徴

  • 激しいゲート感のある、オリジナル回路のファズ・ボックス
  • “バーチャル・ピック”機能搭載
  • 4種類のピック・モード
  • ファズ回路はアナログ、ピック機能はデジタル
  • ランダム/テクノ/チューニングされたピッチ・アタック音を搭載
  • Rainger FXのカスタム筐体を採用
  • トゥルー・バイパス
  • 9Vセンター・マイナスACアダプター(別売)専用
  • 消費電流:〜70mA
  • 製品寸法:約W66-D118-H57mm(突起含む) 
  • 重量:約275g
Rainger FX/Razor Fuzz

Rainger FX
Razor Fuzz

【価格】
45,650円(税込)

【問い合わせ】
アンブレラカンパニー TEL:042-519-6855 https://umbrella-company.jp/