ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!
文=今西勇仁(Limetone Audio)
第69回:電池の替え時がわかりません
電池の替え時、これは確かに難しいですね。結論から言うと、正解はなく、ちょっと音が弱々しいなと感じた時、あるいはライブの直前が替え時になります。
エフェクターに使用する9V電池は、正式には006P型という名前の乾電池です。9Vと言っていますが、常時9Vを出力し続けてくれるわけではなく、新品時は9Vかそれ以上、ものによっては9.6~9.8V程度からスタートする場合もあります。使用していくにつれて出力の電圧(V)が下がっていきますが、乾電池の特性上、電源をオフにしてしばらく使わないでいると電圧は少し復活します。
使い続けていると、出力電圧が8V、7V……と下がっていくのですが、“どこまでが使えるラインなのか?”というのが今回の問題です。
正直、何Vが交換タイミングかは使用しているエフェクターによります。8Vを下回っても全然かっこいい音を出すエフェクターもあれば、そのあたりから“あれ? 迫力がなくなった?”と感じるものもあったり、逆にファズは7V台のほうが独特なサウンドがして好まれるということもあります。あくまで目安ですが、8Vを下回ったら交換という感じでしょうか。
冒頭にもお伝えしたとおり、ライブなどの途中で電池が切れたら大事故になるような場合には、事前に新品に交換しておきましょう!
著者プロフィール
今西勇仁(いまにし・ゆうじん)
ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。
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