第97回:ソルダーレスってどういう意味ですか?|ギター・エフェクターの基礎知識100 第97回:ソルダーレスってどういう意味ですか?|ギター・エフェクターの基礎知識100

第97回:ソルダーレスってどういう意味ですか?|ギター・エフェクターの基礎知識100

ギター初心者におくる、ギター・エフェクターの基礎知識100連発! 意外と知らない、今さら聞けない、そんな時のペダル辞典としてもご活用あれ!

文=今西勇仁(Limetone Audio)

第97回:ソルダーレスってどういう意味ですか?

ソルダーレスとは、ソルダー(ハンダ)がレス(ない)という名前のとおり、“ハンダを使っていない”という意味になります。プラグとシールド・ケーブルの接点をハンダ付けではなく、端子と導線を物理的に強く接合して固定し、結線するものをソルダーレス・ケーブルと呼びます。ソルダーレスはおもにパッチ・ケーブルで使われることが多いです。

ソルダーレス・ケーブルの一番の魅力は、ハンダ付けがいらないという点で、素人でも比較的簡単に好みの長さのパッチ・ケーブルを作ることができます。プラグもストレートとL型が用意されており、自分のボードにピッタリのケーブルが用意できます。

通常のケーブルは、ハンダを用いてケーブルとプラグの端子を接続しています。当たり前ですが、それを行なうためにはハンダ付けが必要です。この作業が素人にはやや難しく、失敗するとすぐに接点不良で音が出なくなったり、そもそもハンダ付けの工具を持っていないといった問題があり、そのあたりが1つのハードルでした。

パッチ・ケーブルは、あまり動かすことがないためこの方式で問題ありませんが、シールド・ケーブルとなると取り回しをする際にかなり動くので、正直ソルダーレスでは不安です。そのためシールド・ケーブルはハンダ付けされた製品が主流となっています。

FREE THE TONE / SL-4L-NI
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著者プロフィール

今西勇仁

今西勇仁(いまにし・ゆうじん)

ギタリスト/サウンド・エンジニア。エフェクター・ブランド、Limetone Audioのサウンド・デザイナー。 “サンレコ・ミックス・ダウン・コンテスト2006”に入賞し、その後多くのミュージシャンの楽曲のミックスを手がける。また、自身もギタリストとして、アーティストのサポート活動や、レコーディングに参加。並行してプロミュージシャン向けの機材の開発、モディファイを行なう。 2017年に開催された、“第4回エフェクタービルダーズ・コンテスト”(主催:TOKYO EFFECTOR)での優勝を機にLimetone Audioを設立。プレイヤー目線での商品開発、設計を行ない、現在多くのプロの現場で使用されている。各種製品は全国の楽器店で販売中。 2020年よりYouTubeチャンネルをスタート。メーカーの枠にとらわれずに、エフェクターや機材の楽しみ方を皆さまにお伝えします。