『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』が12月に発売 オジーを支えたギタリストたちの逸話も 『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』が12月に発売 オジーを支えたギタリストたちの逸話も

『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』が12月に発売 オジーを支えたギタリストたちの逸話も

追悼オジー・オズボーン〜オジーの歴史と楽曲にまつわるストーリー

ムック『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』が、2025年12月3日(水)にリットーミュージックより発売される。

本書は、オジー・オズボーンのブラック・サバス在籍時とソロ活動期のそれぞれの歴史と、その間に生まれた数々の名曲に関する逸話を、豊富な写真と資料、オジー本人や関係者の発言を交えながら詳細に綴ったものだ。

アルバムが生まれた背景、曲のタイトルや歌詞の意味、レコーディング時のエピソードなどが満載されているので、ブラック・サバスとオジー・オズボーンのファンにとっては必読の1冊になるだろう。

原書は2020年に初版が刊行された洋書の『Black Sabbath & Ozzy Osbourne (The Stories Behind the Songs) 』だが、今年の7月22日に亡くなったオジーへの追悼の意を込めて、同書からオジーと強く関連した箇所のみを抜粋し、さらにオジーの没後に書かれた章である「始まりと終わり(2020年〜2025年)」を追加した特別編集版となっている。

また本書には、オジーを支えたギタリストであるトニー・アイオミ、ランディ・ローズ、ジェイク・E・リー、ザック・ワイルドらのエピソードも多数含まれている。

例えば、トニー・アイオミはオジーといかにして出会ったか? トニーが生み出すギター・リフがブラック・サバスの音楽とその後のヘヴィメタルにどのような影響を与えたか? ランディ・ローズはオジーにとっていかなる存在だったか? ジェイク・E・リーとザック・ワイルドについてオジーはどんな発言をしていたか? といったことがわかるので、ヘヴィメタル・ギタリストのファンにもお薦めしたい。

本書の目次は下記のとおりだが、オジーのソロ名義のスタジオ・アルバム『The Ultimate Sin』、『Down to Earth』、『Under Cover』、『Black Rain』、『Scream』、『Ordinary Man』、『Patient Number 9』 の楽曲に関する記述は原書にはないため、この日本語版にも書かれていない。

なお、本書の発売日である2025年12月3日は、オジーが存命であれば彼の77歳の誕生日にあたる。

CONTENTS

  • それは世界を揺るがすサウンドだった
  • 初期
  • 1970年代
  • 『BLACK SABBATH(黒い安息日)』(1970年)
  • 『PARANOID(パラノイド)』(1970年)
  • プロフィール:トニー・アイオミ
  • 『MASTER OF REALITY(マスター・オブ・リアリティ)』(1971年)
  • 『VOL. 4』(1972年)
  • プロフィール:オジー・オズボーン
  • 『SABATH BLOODY SABATH(血まみれの安息日)』(1973年)
  • 『SABOTAGE(サボタージュ)』(1975年)
  • プロフィール:ギーザー・バトラー
  • 『TECHNICAL ECSTACY(テクニカル・エクスタシー)』(1976年)
  • 『NEVER SAY DIE(ネヴァー・セイ・ダイ!)』(1978年)
  • プロフィール:ビル・ワード
  • 1980年代
  • 『BLIZZARD OF OZZ(ブリザード・オブ・オズ〜血塗られた英雄伝説)』(1980年)
  • 『DIARY OF A MADMAN(ダイアリー・オブ・ア・マッドマン)』(1981年)
  • 『BARK AT THE MOON(月に吠える)』(1983年)
  • 『N0 REST FOR THE WICKED(ノー・レスト・フォー・ザ・ウィキッド)』(1988年)
  • 1990年代
  • 『NO MORE TEARS(ノー・モア・ティアーズ)』(1991年)
  • 『OZZMOSIS(オズモシス)』(1995年)
  • 2000年以降
  • 『13』(2013年)
  • 始まりと終わり(2020年〜2025年)
  • 謝辞
中面画像
中面画像
中面画像
中面画像
中面画像
中面画像
中面画像
中面画像

著者プロフィール

キャロル・クラーク

『Melody Maker』誌の元ニュース編集者。何十年にもわたりヘヴィなサウンド系で著名な音楽ライターとして活躍。ウェンブリーで開催されたLive Aidコンサートの取材で、業界団体 PPA から年間最優秀ジャーナリスト賞を受賞。著書に『Pogue Mahone: Kiss My Arse』、『The Saga of Hawkwind』、『Madonna Style』、『Vintage Tattoos』など多数。2010年に死去。

ポール・エリオット

『MOJO』『Classic Rock』『Q』『Kerrang』などの雑誌で活躍する音楽ライター。ブラック・サバスへは何度もインタビューを行っている。

川嶋未来(かわしま・みらい)

ブラック・サバスのデビュー・アルバムより約1ヶ月早く生まれ、ヴェノムに人生を狂わされ早40年。エクストリーム・メタル・バンド、Sighのヴォーカル/フルート/シンセ等担当。

『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』の表紙

『ブラック・サバス&オジー・オズボーン〜楽曲に秘められた物語 Special Edition』
ポール・エリオット(著)/キャロル・クラーク(著)/川嶋未来(訳)

品種ムック
仕様菊倍変形判 / 128ページ
発売日2025.12.03
ISBN9784845643608

Tag:
Rittor Music
新刊案内