ギリシャのハンドメイド・エフェクター・ブランドのJAM Pedalsより、オーバードライブ・ペダルの新機種として“Tubedreamer mk.2”が登場した。
日本国内への出荷は、2026年5月中旬よりQuanta Internationalによって開始されている。
Tubedreamer mk.2は、2006年に発表されたTubedreamerをさらに進化させたペダルだ。
Tubedreamerは“最高の808系オーバードライブ”を目標にして作られたペダルだったが、今回のTubedreamer mk.2ではその完成度がさらに高められている。
おもな特徴は次のとおり。
優れたオーバードライブ・サウンド
温かみがあり、豊かで表現力に優れたオーバードライブ・サウンドを実現。
綿密にチューニングされた中域は、音がこもったり耳障りになることなく、バンド・アンサンブルの中でもしっかりと抜けてくる。
ロー・ゲイン時の解像度が向上
mk.2ではロー・ゲイン時の解像度が向上しており、低いゲイン設定でもより細かな調整が可能となった。
これにより実用的なサウンド・バリエーションの幅がさらに広がった。
JRC4558Dチップの採用とクリッピング・オプション
核となる部分に、最も人気の高いビンテージ機と同じJRC4558Dチップを引き続き採用。
3ダイオードによる非対称クリッピング回路は、タッチへの追従性を高め、ピッキングの強弱やフィンガリングのニュアンスに自然に反応する。
さらに、ダイオード・クリッピングを排除した“ノーダイオード・クリッピング・モード”も搭載。より開放的でダイナミックかつアンプライクなレスポンスを実現し、ヘッドルームと音の明瞭さも向上している。
ハイ・ゲイン・ステージ専用のフット・スイッチを新設
新設されたHIGH GAINフット・スイッチによって“ハイ・ゲイン・ステージ”へアクセスすることも可能になり、ライブ・パフォーマンスにもより適した仕様になった。
また内部に備えられた2つのトリマーにより、各クリッピング・モードにおけるハイ・ゲイン時の出力レベルを個別に調整することもできる。
起動時の状態を設定可能
初期設定では、電源投入時にエフェクトの本体およびハイ・ゲイン・ステージの両方がオフの状態で起動するが、電源ケーブルの抜き差しとフット・スイッチの操作により、次の4つのいずれかに設定することができる。
- エフェクト=オフ、ハイ・ゲイン=オフ(初期設定)
- エフェクト=オン、ハイ・ゲイン=オン
- エフェクト=オフ、ハイ・ゲイン=オン
- エフェクト=オン、ハイ・ゲイン=オフ
各コントロールの役割
各コントロールの役割は次のとおり。
- L(LEVEL):出力レベルを調整する。
- T(TONE):音色のバランスを調整する。
- G(GAIN):ゲイン量を設定する。
- N(クリッピング・トグル・スイッチ):非対称クリッピング・モードとノーダイオード・モード(N)を切り替える。
- 左側のフット・スイッチ(HIGH GAINフット・スイッチ):ハイ・ゲイン・ステージをオンする。
本機のサウンドや、上で触れた“ハイ・ゲイン・ステージ”や“ノーダイオード・クリッピング・モード”の使い方は、次の動画で確認してほしい。
JAM Pedals
Tubedreamer mk.2
【スペック】
●トゥルー・バイパス
●電源:9VDC(センター・マイナス)
●消費電流(最大):60mA
●Input impedance: 500kΩ
●Output impedance: <5kΩ
【市場想定売価】
49,500円(税込)
【問い合わせ】
Quanta International https://quanta-intl.jp/



