トモ藤田の教則本『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』がリットーミュージックより7月17日(金)に発売 トモ藤田の教則本『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』がリットーミュージックより7月17日(金)に発売

トモ藤田の教則本『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』がリットーミュージックより7月17日(金)に発売

バークリー音楽大学の教授によるレッスン〜“読譜”と“トライアド”がギター上達への鍵!

ギタリストのための教則本『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』が、2026年7月17日(金)にリットーミュージックより発売される。

本書は、2011年に発行されロングセラーとなった『独学ギタリストのためのロジカル・プラクティス~読譜とトライアド編』を、15年ぶりにリニューアルした新装版だ。

著者は、米バークリー音楽大学のギター科教授として長年にわたって教鞭を執り、『演奏能力開発エクササイズ』シリーズなどの教則物やオンライン・ギター・レッスン・サイトの「TOMO FUJITA GUITAR WISDOM」などで世界的に広く知られるトモ藤田。

主要なテーマは“読譜”と“トライアド”の2つで、特に次のようなタイプのアマチュア・ギタリストに向いた内容になっている。

  • タブ譜は読めるが、五線譜は読めない。
  • コードの押さえ方は知っているが、どの弦で何度の音を鳴らしているのかはわかっていない。
  • アドリブはできるが、その瞬間瞬間に自分が何の音を弾いているかは意識していない。
  • ここ数年はギターがあまり上達していない。

この本は、まさにこうした壁にぶつかっている人たちのために編まれたと言っていい。

著者自身は、本書の「はじめに」の中でこう語っている。

ギターは現代において最もポピュラーな楽器のひとつです。音楽の知識や経験がなくても、フレットを押さえれば正しい音程で弾けて、タブ譜やコード・ダイアグラムを見れば、好きな曲のコピーをすることができます。また、ペンタトニック・スケールのポジションをひとつでも覚えてしまえば、いろいろな曲でアドリブを弾くこともできます。

その反面、誰かに習う機会が少ないため、基礎を固めていくことが非常に難しい楽器であると言えます。長年ギターを弾いていても、ドレミファソラシドをいろいろなポジションで弾くことに自信が持てなかったり、自分が弾いているコードがどんな音から成り立っているかを知らなかったりという人は、とても多いのです。ギター歴が長くなっても、数年前からあまり上達を感じられないという原因のほとんどは、基礎がしっかり固まっていないことです。本書は徹底的に基礎を固めることに集中し、独学の弱点である”体系的な知識を身につけられない”という悩みを解消するために書きました。

この本で扱っている内容はバークリー音楽大学に入学したギター科の生徒が最初のセメスター(約半年間)で学ぶものから厳選して、独学の方のためにわかりやすく作り替えたものです。音大生たちは、このような基礎をもとに、より難しい理論に挑戦したり、演奏の能力に磨きをかけていったりします。基礎があるからこそ、応用をすることもできて、さらに自分だけの個性を作り上げていくことにつながるのです。この本ではただ弾いて終わりではない、“先につながっていく”ための、確かな裏付けのある論理的な練習を紹介しています。今回は特に、多くのギタリストが苦手とする“読譜”と、すべてのコードの土台となる“トライアド”を取り上げました。

ちなみにトライアドとはルート・3rd・5th(ドがルートの場合はド・ミ・ソ)の3つの音のことで、これを使いこなすことによってアドリブや伴奏が上達し、ギターをより自由に弾けるようになる、というのが本書における主張の1つになっている。

全体の構成と各パートのページ数は次のとおり。これらの細目については下記の“CONTENTS”を参照してほしい。

  • 第1章:読譜(82ページ)
  • INTERLUDE良い音を作るピッキング(8ページ)
  • 第2章トライアド(38ページ)
  • CODA個性を育むために(14ページ)

また本書の内容に対応した音源は、旧版では付録のCDに収録されていたが、今回の新装版からは特設サイトでのストリーミングおよびダウンロードでの配信に変更されたので、スマホやパソコンでの再生も容易になった。

この特設サイトへのアクセスにはリットーIDへの登録(無料)が必要だが、本書の購入を検討している人には一聴をお勧めしたい。

『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』
対応音源 ストリーミング&ダウンロード用特設サイト
https://www.rittor-music.co.jp/e/rmid/3126317113/

またここで聴ける音源がどういった意図で作られたかも、本書の「はじめに」に書かれているので引用しておこう。

自宅での練習は、カラオケをバックにして弾くよりも、ギターとアンプとメトロノームだけでシンプルに行なった方が効果的です。実際、どのような環境で毎日の練習をこなしていけば良いかわかりやすいように、この本の連動音源はまったく音を加工しないで、僕が話しながらギターを弾いて、その様子をICレコーダーで録音しました。僕の声とギター・アンプからの音、メトロノームの音しか入っていませんから、対面レッスンのような雰囲気を感じていただけることでしょう。このようにギターの音をあまり加工せず、細部までしっかりチェックできることが大事です。

この音源を聴きながら本書を読めば、世界的な音楽大学の教授によるプライベート・レッスンを自宅で受けている、という贅沢な感覚が味わえるかもしれない。

そして五線譜が楽に読めて、ギターの指板上にいくつものトライアドが“見える”ようになったら、これまでの自分が無意識に行なっていた演奏も理論的に再解釈することができるし、これまで以上にギターを自由に楽しく弾きこなせるようになるだろう。

『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』
CONTENTS

対応音源について

はじめに

中面

第1章 読譜

1-1 譜面を読むことのメリット

  • 譜面が読めるようになるには?
  • 譜面を読むことのメリット
  • 習得までの期間
中面

1-2 指板上の音名を把握

  • 音名を覚えるときの注意点
  • ドレミファソラシドの仕組み
  • 半音と全音を使ったメジャー・スケールの把握
  • 五線譜上での表記
  • 音域をあえて限定して覚える練習
  • ド~ソに限定したポジション
  • 4つのポジションで弾くメジャー・スケール
  • 弦1本だけで弾くメジャー・スケール
  • いろいろな角度から考えてみよう
  • 地道な努力は必ず実を結ぶ
中面
中面

1-3 リズム譜の読み方

  • リズム譜の重要性
  • リズムを感じなければリズム譜は読めない
  • 身体を前後させて規則正しくカウントを続ける練習
  • リズミックにヒザを叩く練習
  • 付点とタイ
  • タイの付いた音を弾く練習
  • 譜面上のリズムを正確に読み取る練習
  • シャッフルのグルーヴ
  • 16分音符の読み方
  • より表現を重視した譜面の読み方
  • 歪みエフェクターを使ったリズム・トレーニング
中面

1-4 イヤー・トレーニング

  • 音のイメージ力を高める
  • 音程とは? 度数とは?
  • メジャー・スケールが理論の基本
  • ドの音を基準に、いろいろな音に飛ぶ練習
中面

1-5 読譜の実践練習

  • ♯や♭の音を把握
  • まずは量より質の練習を
  • 写譜にチャレンジしてみよう
中面

INTERLUDE 良い音を作るピッキング

  • フローティングのフォーム
  • フローティングの利点
  • ピッキングを矯正する練習
  • 癖にすれば“自然に”できる!
中面

第2章 トライアド

2-1 メジャー&マイナー・トライアド

  • トライアドとは何か?
  • Cメジャー・トライアドを習得
  • C以外のメジャー・トライアド
  • Cマイナー・トライアド
  • Cm以外のマイナー・トライアド
  • メジャーとマイナーのまとめ
  • 実践で使いこなすためのアイディア
中面

2-2 トライアドの発展

  • オーギュメントとディミニッシュ
  • トライアドの広大な可能性
  • テンションに応用するには?
  • “勉強した”と思われないようなプレイを心がけよう
中面

CODA 個性を育むために

  • 自分が人と違うのはどんな部分か?
  • 土台を作ることが個性を伸ばす
  • 結果を焦ると損をする
  • 情報は吟味してから受け入れよう
  • 編集の目的をよく考えてみよう
  • 自分のペースを確実に守ろう
  • “プロにならなければ負け”という強迫観念を捨てよう
  • “誰かの影響”をストレートに表現しないことも有効
中面

著者プロフィール

演奏音源の録音に使った機材

演奏音源の収録内容一覧

『自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座』の表紙

自由にギターを弾くための読譜&トライアド基礎講座

品種書籍
仕様B5変形判 / 160ページ
発売日2026.07.17
ISBN9784845644544

トモ藤田(とも・ふじた) プロフィール

米バークリー音楽大学ギター科教授

1965年生まれ、京都府出身。世界で活躍する日本人ギタリスト/ギター・インストラクター。

米バークリー音楽大学のギター科教授として、1993年から33年にわたって教鞭を執る。過去の教え子には、ジョン・メイヤーやエリック・クラズノなど世界的ミュージシャンも多数。

日本人向けに個人レッスン・通信レッスンも行っており、グルーヴにこだわる独自のレッスンは世界中から高い評価を受けている。

そしてその経験から生み出された『演奏能力開発エクササイズ』、『耳と感性でギターが弾ける本』、『3音でギターを制覇するトライアド・アプローチ』などの教則商品は、多くのギター学習者に支持されるロングセラー商品となっている。

ブルースをルーツとしたグルーヴ溢れる即興演奏を得意とし、各地でライヴを行うなど、プレーヤーとしても世界で活躍中。最新ソロ・アルバムは2019年の『Blue Sky』。

自らがレッスンを行うオンライン・ギターレッスン・サイト「Guitar Wisdom」にも、世界中から日々多くの生徒が集まる。