ビンテージのレア・カラーをマニアックに再現! デイル・ウィルソンの見識が光るストラトキャスター|フェンダーカスタムショップ Vol.33 ビンテージのレア・カラーをマニアックに再現! デイル・ウィルソンの見識が光るストラトキャスター|フェンダーカスタムショップ Vol.33

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ビンテージのレア・カラーをマニアックに再現! デイル・ウィルソンの見識が光るストラトキャスター|フェンダーカスタムショップ Vol.33

Fender Flagship Tokyoで取り扱うフェンダーカスタムショップの最新モデルを紹介する連載、“Fender Custom Shop Masterpiece〜Guitar magazine Pick of the week〜”。第33回目は、Dale Wilson Masterbuilt 1969 Stratocaster Relicをご紹介。

文=鈴木誠 ギター撮影=星野俊

Fender Custom Shop
Dale Wilson Masterbuilt
1969 Stratocaster Relic

Fender Custom Shop / Dale Wilson Masterbuilt 1969 Stratocaster Relic (表面)
Fender Custom Shop / Dale Wilson Masterbuilt 1969 Stratocaster Relic (裏面)

ゴールド・スパークル×ダコタ・レッド塗装で
唯一無二の存在感を放つストラトキャスター

Fender Flagship Tokyoのために、マスタービルダーのデイル・ウィルソンが製作したスペック・ピース。独特の赤みを帯びたスパークル塗装が唯一無二の存在感を放つストラトキャスターだ。

最大の特徴であるボディ・カラーは、スペック・シート上の色名としては“ゴールド・スパークル”と表記。しかし、ここには秘密がある。スパークル塗装の下にダコタ・レッドのアンダー・コートを施しているのだ。ゴールドのフレークの間から赤い色味がのぞくことで、この魅惑のカラーが生まれている。

ストラト愛好家ならピンときた人がいるかもしれない。レア・カラーを多く掲載しているストラト研究本『ザ・ギャラクシー・オブ・ストラト』(小社刊)の中に、まさにこの塗装が施された1本が登場しているのだ。それを再現しようと考えたのが、本器の生い立ちである。

その他のスペックは1969年仕様がベース。マニアックなこだわりとして、ネックが“レリック”仕上げであるのに対し、ボディはエイジングが軽めの“クローゼット・クラシック”になっている。これはスパークル塗装を施されたビンテージ個体において、ネックに比べてボディ側が綺麗な状態を保っているケースが多いことから、意識的に再現されたものだ。

そして、ビンテージにはないカスタムショップ製品ならではの魅力が、現代的な演奏性だ。指板Rは9.5インチから12インチにかけて変化していくコンパウンド・ラジアスを採用。ネック・シェイプは60sオーバル“C”とし、ロー・ポジションの握りやすさとハイ・ポジションの演奏性を両立している。

デイル・ウィルソンのビンテージに対する見識の深さと、カスタムショップらしい現代的な弾きやすさが絶妙にミックスされた1本だ。

堂々たるラージ・ヘッド。本器は1969年仕様のため、ブレット・ナットや3、4弦のストリング・ガイドがない。この顔つきが絶対というファンも多いだろう。
堂々たるラージ・ヘッド。本器は1969年仕様のため、ブレット・ナットや3、4弦のストリング・ガイドがない。この顔つきが絶対というファンも多いだろう。
ペグはいわゆる“F”キーを採用。そのケース部分や留めネジにまでエイジングの手が入っている。まさにカスタムショップらしい、リアリティのある仕上げだ。
ペグはいわゆる“F”キーを採用。そのケース部分や留めネジにまでエイジングの手が入っている。まさにカスタムショップらしい、リアリティのある仕上げだ。
フェンダーカスタムショップのロゴが刻印された、特別なネック・プレート。この部分に明確なレリック処理が施された個体は珍しく、デイル・ウィルソンならではの仕上がりと言えるだろう。
フェンダーカスタムショップのロゴが刻印された、特別なネック・プレート。この部分に明確なレリック処理が施された個体は珍しく、デイル・ウィルソンならではの仕上がりと言えるだろう。
特徴的なカラー。角度によってダコタ・レッドが見え隠れし、表情が変化する。塗料のスパークルが光を受けた優美さは、まるで金糸を織り込んだ織物のようだ。
特徴的なカラー。角度によってダコタ・レッドが見え隠れし、表情が変化する。塗料のスパークルが光を受けた優美さは、まるで金糸を織り込んだ織物のようだ。
ピックアップはマスター・ワインダーのホセフィーナ・カンポスによる手巻きで製作された“'69 Strat”を搭載。1960年代後半のサウンドを狙ったモデルだ。
ピックアップはマスター・ワインダーのホセフィーナ・カンポスによる手巻きで製作された“’69 Strat”を搭載。1960年代後半のサウンドを狙ったモデルだ。
コントロール・ノブはレリック仕上げのホワイトを採用。ミントグリーンのピックガードを選んで組み合わせるところも、ビンテージへのリスペクトを感じさせる。
コントロール・ノブはレリック仕上げのホワイトを採用。ミントグリーンのピックガードを選んで組み合わせるところも、ビンテージへのリスペクトを感じさせる。

Dale Wilson’s Comment

ストラトキャスターを愛するすべてのプレイヤーが
魅力を感じる1本になることを願っています。

“Gold Sparkle over Dakota Red”は、私のお気に入りのカスタム・カラーの1つで、『Galaxy of Strats』にも登場したカラーです。以前からこのカラーでギターを製作したいと思っていました。

実際に見ると、光の当たり方によってスパークルが表情を変え、下地のDakota Redが見えたり隠れたりするところが気に入っています。軽量なアルダー・ボディ、クォーターソーン・メイプル・ネック、そして適切な’69 Stratピックアップを組み合わせることで、多くの人に愛されるクラシックなストラトキャスターのサウンドが得られると確信しました。

このギターが、特定のスタイルやジャンルを問わず、ストラトキャスターを愛するすべてのプレイヤーが魅力を感じる1本になることを願っています。

Fender Custom Shop
Dale Wilson Masterbuilt
1969 Stratocaster Relic

【Specifications】
●ボディ:アルダー
●ネック:クォーターソーン・ローステッド・メイプル・ネック
●指板:3Aローズウッド
●ネック:60 Style Oval “C“
●スケール:25.5インチ(64.77cm)
●ラジアス:9.5インチ(241mm)〜12インチ(304.8mm)コンパウンド・ラジアス
●フレット:Narrow Tall(6105)
●フレット数:21
●ナット幅:1.650″(42mm)
●ピックアップ:Custom Shop Hand-Wound Josefina ’69 Strat (フロント/センター/リア)
●ペグ:Schaller F Key
●ブリッジ:American Vintage Strat Bridge
●コントロール:マスター・ボリューム、トーン(フロント/センター)、トーン(リア)、5wayピックアップ・セレクター
●付属品:デラックス・ハードシェル・ケース、ストラップ、カスタムショップ特別認定証

【販売価格】
2,068,000円(税込)

【問い合わせ】
フェンダーミュージック TEL:0120-1946-60

Fender Flagship Tokyoのここが見どころ!

Limited Edition 75th Anniversary Telecaster NOS,1-Piece 3A Flame Maple Neck, Natural

フェンダーの象徴的なギターであるテレキャスターの誕生75周年を記念し、限定モデル“Limited Edition 75th Anniversary Telecaster NOS”がフェンダーカスタムショップから登場した。

オフセット・シーム仕様のローステッド・アッシュ・ボディに、洗練された印象を放つフィギュアド・ウォルナットをトップとバックに組み合わせ、ネックには1ピースの3Aフレイム・メイプルを採用。豊かでクラシカルなテレキャスター・トーンを響かせる。

ピックアップはカスタムショップ製のハンド・ワウンド・モデルを搭載。フロントに “’50-’51 Blackguard”、リアに “Original Blackguard Single-Coil Tele”をマウントし、初期ビンテージのサウンドを忠実に再現している。

本モデルは、公式オンライン・ショップおよびFender Flagship Tokyoの店頭にて購入可能だ。

※フェンダーカスタムショップ製品のカスタムオーダーを希望する場合は、予約(こちらが必要。

Fender Flagship Tokyo

  • 所在地:東京都渋谷区神宮前1-8-10
  • 営業時間:11:00~20:00(年中無休/年末年始を除く)